出勤前、

車のフロントガラスの霜取りが日課になった。

これが日常になると冬・本格化と呼べる。

たとえ、お日様が照っていても、

駐車位置は、ちょうど日陰なもので、

その日光の恩恵は受けられない。

ザンネンでならない。

だから、以前よりは5分以上時間がかかる。

それでも、気温がとても低いときは、

暖気だけでは埒があかず、

ぬるま湯のお出ましとなる。

それで凍結を溶かしてやらなきゃならない。

これが水だと、水をかけた一瞬だけは、

溶けた!と思うけれど、

その直後その水が凍ってしまう悲哀になる。

いったい、ここはどこなんだ?

と自問自答したくなる。

帰るとき用として、もし凍っていたらという前提で、

500mlペットボトルの空き容器に水を入れて後部座席においているのだけど、

このペットボトルの水さえも、凍ってしまうことがしばしば。

つまりは意味を成さないのだ。

まさに悲哀である。

冬は厳しいのだ。