会社のなかに居ると、

規則とか、ルールとか、

守らなきゃいけないコトがいろいろあるわけで。

それを全部、忠実に守るのは当たり前。

でも、

会社が決めたルールって、通りいっぺんの一般的なものだから、

必ずねじれっていうのが生じる。

「個人的な事情」ってやつだ。

そこで、双方を歩み寄らせて、どこでどう妥協するか、

焦点はそこだけになってくる。

結果的には、中間点はほとんどなくて、

ほぼ会社よりの考え方に結論付けられて、

個人的な事情はただ訴えただけのしこり、

ストレスとなって残ることが多い。

会社の経営者とその取り巻きの少し偏った思考が、

会社の思考となって、横行を始めるわけだ。

でもね。

そこの折り合いをつけていくことが、

会社と従業員との間の構図では必要なんじゃないかと。

最近、強く思い始めた。

ハンドルを正しく握って、

正しい方向に進みましょう。

これはよくわかる。

でもね。

ハンドルにも〝遊び〟の部分があって、

それも大きく大事なことなんじゃないかと。

だって、すべての物事に対して、

客観的にみて正義な人は居ないんじゃないの。

法廷速度50キロ/時のところを、60キロ/時で走ることって、

よくあるじゃんか。

10キロオーバーは法廷速度からいうと違反には間違いない、

かといって検挙はされるコトはごくごく稀であるわけで。

そんなハンドルの遊びの部分が必要なこと、ところって

やっぱりあるんじゃないかなと。

思い始めた。

丸くなっていっているわけじゃなく、

ヒトの心にはこんな丸い部分は確かに存在するんであって、

それがどれだけの大きさかっているだけなんだな。

というくだらない

ゆく川の流れの雑感。