前回の続き。
「違う」ということを当たり前に受け止めると、
じゃあ自分はどう違うのか、と考えるようになりました。
アメリカでも色々な日本人の人に会いました。
アメリカで生まれ育った人、仕事で来てそのまま住み着いた人、
そろそろ帰りたい人、色々な人がもちろんいます。
日本はこれから高齢化が進み、
市場が収縮していくと言われていますが、
じゃあ幸せじゃなくなるのか、と考えると、
アメリカだって豊かさは人それぞれで幸せも人それぞれという
相田みつを的な結論になってしまう訳で。
結局、答えが出ているわけではないんですが、
とりあえず分かったのは、
自分が標準でも人並みでも特異でも特別でも無くてよいという
当たり前のことでしょうか。
振り返れば新潟に18年、東京に6年、大阪に6年いて、
アメリカで1年過ごしたわけですが、
ここで何かが変わるとしたらアメリカを折り返し地点にして
あと30年あるわけなので、
日本に帰って必死に生きながら、ゆっくり考え続けたいと思います。
フライトが予定通りなら、もうすぐ成田到着です。