BNIの仕組みは一定のところまでは、メンバー数→紹介数(リファーラル数)→サンキュー金額(紹介から生まれた売上げ)に相関関係が有ることが分かっています。
チームの売上げを上げるためには、メンバーの数を増やすことが大切になります。
私たちがトライして来た9年間で積み上げたサンキュー金額は95億円、しかし直近1年は40億円を越えています。
私たちの組織は売上げを上げるためやビジネスの成功をするために、入会してよい組織ですから、売上げを上げるための手段として、メンバー数を増やし続けることを選択しています。
現在、所属しているGrowthチャプターは、メンバー数において、日本238チームの1位、世界8600チームの4位です。現在世界一が135名なので、目標140名で世界一をターゲットしています。
これは、世界一のメンバー数になることで、世界一の売上げチャンスの土台に乗せるというトライアルです。
世界73ヶ国で名を連ねているのは、インド、中国・しんせん、マレーシアなどの国々で、アジア圏かつ人口の多い国が多いようです。先進国の中では日本が初めてトップ10入りしました。
チームのサンキュー金額を上げるためには、メンバー数を増やすことを選択するが、メンバー個人としては、どの様に仕事を増やせるのでしょうか。
それは、どの規模のチームで有ろうとビジビリティ(視認性)を上げて、信頼を高めて行くことであるのには変わりません。
このビジビリティを個人からチャプタービジビリティへと目線を移し、メンバー全員でチャプターを世界一にすることにトライしています。
しかし、世界に目を向けると、仮にメンバー数でトライしても100名から120名でメンバー数は増減していることが分かりました。
砂上に楼閣を作るようなもので、せっかく高い砂山を作っても足元の波にさらわれます。メンバーが増えると退会者も増えるからです。
例えば、メンバー数120名、1年のメンバー更新率60%、ビジターさんがメンバーとなる入会率が10%だとします。
年間に50週間の定例会開催が有ったとしても年間に48名の退会者が出ますので、メンバー数を維持するだけでも毎週10名のビジターさんの継続参加が必要になってきます。
これを維持・継続することは、どこの国民がやっても現在は120名くらいが壁になって来るようなのです。
拡大路線を組むと必ず、
・量より質が大切では無いか?
・やって何の意味が有るのか?
・毎週150名の定例会運営システムの構築の必要性
・メンバーが増えると関係性が薄くなるのでは?
・メンバー数に占める新人割合が高くなると運営が困難になるのでは?
・定例会の中における自己アピールの時間が短くなるのでは?
etc.
この様な課題が出て来ます。
この問題をクリアにするために、
メンバー数→リファーラル数→サンキュー金額
サンキューを増やすために手段としてメンバー数を増やす。
Givers Gain(与えよ、さらば与えられん)の仕組みの中で個人のサンキューを増やすには、
ビジビリティを上げて、信頼を得ること
成功の黄金率は「他人にして欲しいことを他人にもしてあげる」ことだから、
メンバーの本当にして欲しいことを知るために全員とワントゥワンをする必要があること。
また、業種の異なる人間が関わって仕事をするために、準備されているトレーニングプログラムを早期に全て受ける必要があること。
ここまでは、メンバーの共通認識として活動することが出来るようになっています。
次回は、課題を乗り越えて行くための手段について考えて行きます。