ホタルノヒカリ第1話を見た | のだめと申します!

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日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

のだめブログ


一番最初に、この画像を見た時、ポリプロ綾瀬はるか放送コードギリギリじゃないか?

とマジマジ心配したんだけど・・・・


君は、いい母になれるぞ!うん!いい子供が産めるぞ!




今更ながら、パート1の方のレビューを完成することにした
この放送時の最中に、生まれて初めて、ブログを立ち上げるなんつーことをした記念すべき時期
もうドラマが既に始まっており、最初からサクサクと記事なんて書ける状態じゃなかったので
この作品を記事にしたのは、3話目から・・・
抜けていた分を、改めて書いて入れたい・・・自己満足な私
3年前って、綾瀬はるかちゃんもまだまだあどけなさがある~!
フジッキーも若いのおおおぉぉぉッッ!!
「砂時計」の大人藤くんも出てるのよね~渋江譲二クン
放送後の出演だったので興奮したわよ!佐野クン同様にゴールデンタイム出演なんだもん
「チェケラッチョ」の渡部豪太クンも出てたんだよね~




第一夜


では、いきますよ!


「恋愛するより家で寝ていたい・・・・干物女が恋をした!?」



ずっと昔
遠い夏の記憶
おばあちゃんの家の縁側で見つけた、小さなホタル
おばあちゃんは言った
ホタルはね、綺麗な水と、流れる川と
ありのままの自然がなければ
生きていけないんだよ
夏が来るたびに、あの日、幼かった私の手の中にいた
小さなホタルを思い出す
小さな小さな、今にも消えてしまいそうな
はかない、小さなヒカリ



蛍の幼少期は、吉田里琴ちゃん


公式ページのあらすじ↓


東京のオフィス街。S.Wビルドコーポレーションインテリア事業部で颯爽と働く雨宮蛍(綾瀬はるか)。
部内ではバーのプロジェクトが進行中で企画ディレクターの山田姐さん(板谷由夏)をはじめとする

女子社員がきびきびと働く。
そこにプレゼンの結果を受けた高野部長(藤木直人)が戻ってきた。
大手の競合相手に、リノベーションの案件を見事、競り勝ったのだ。その夜―。
元気に祝杯を挙げる女子社員たち。そこに蛍の姿はない。
「きっと彼氏が待っているに違いない」 とウワサする女子社員たちを見回し山田姐さんが一言。
「あんたたちもガンバンなさいよ。干物女になる前に。」
そう、最近20代に多く生息しているという干物女…。
職場では一見華やかなOLを装っているが帰宅するとすぐにジャージ姿、前髪はちょんまげ、尻をポリポリ。
週末は合コンどころかまっすぐ帰宅し、休日は食っちゃ寝、男っ気なんてまったくナシ!
しかし、蛍こそ正真正銘の 『干物女』 だったのである。
恋愛するより家で寝てたい、家でダラダラするのが何より好き。
近所の居酒屋で知り合ったおっちゃんに格安で借りた一軒家に住んでいた蛍。
そこで 『干物ライフ』 を満喫していた蛍の生活が一変する。
なんと高野部長が引っ越してきたのだ!
ナマケモノの蛍とは真逆に異様に几帳面でキッチリしている高野部長。
自分の実家だと主張する部長に対し、飲み屋で適当に交わされた契約書を片手に、

この家は自分が借りたと言い張る蛍。
こうして会社に内緒の同居生活が始まった。
そんな干物女の対極にいるのが 『ステキ女子』 。
年頃の女の子はこうあって欲しいと思わずにはいられない魅力あふれる女性…。
それは蛍の同僚・三枝優華(国仲涼子)だ。朝のオフィスで皆が出勤する前に花瓶に花を生け、
仕事前のリラックスタイムにはみんなにお気に入りのハーブティーを振舞う。
ある日、インテリア事業部に社内留学制度を利用してロンドンに最新のインテリアを研究しに行っていた
才能あふれる若きイケメンデザイナー・手嶋マコト(加藤和樹)が帰って来た。

社内のアイドルが帰国とあって浮き足立つ部署内。
ロンドン時代に一緒に仕事をしていたマコトと優華。
新規のプロジェクトも2人で組むことになり親しげな2人。
しかし、マコトが蛍にまさかのキス…。
干物女に突然訪れた恋の予感…。久しぶりの恋愛に戸惑う蛍。
干物女は忘れていた恋の感覚を思い出すことができるのか!?



初っ端から、ホタルは仕事の出来る女として評価もされてきた
プライベートでも、綺麗にまとめあげる女性だと思われてるのね
よもや干物女だと思わなかっただろう
女子達が山田姐さんの話を聞いて「そんな女には、なりたくない・・・」と眉を潜めている

え~~~!!!はるかちゃん、とっても可愛いじゃないの~~~
縁側でビールを一口ごくっと飲み「あ~~!やっぱ、家がいっちば~ん!」と、まったり幸せそう!
庭にネコがやってくると、つまみを分けてあげて話し掛けるホタル
ネコが彼氏を連れてくると「いや~!」と興奮する
抱き枕を抱えて・・・
山田姐さんの話によると男が居ないから抱き枕を抱えるしかないという事だけど、

肌触りよくて抱きしめ感触が安定してるなら、人間よりいいと思うよ(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

テレビに向かって相槌とか、突っ込みは誰でもやらないかい?

あんな楽しいものはないじゃん!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!

ネコに話し掛けるって愛情があるからじゃないかい?( ̄▽+ ̄*)


女子のこの集まりって、合コンだったのか・・・

山田姐さんの呼びかけで年下の男の子たちが集うのか・・・すごい力だね

ホタルは恋愛して、ドキドキしたのはいつだろう?
最近ドキドキしたのは、駅の階段を昇った時くらいだった


私は、恋愛するより、

家で寝てたーーい!
の方がいいらしいのね


干物女の特徴って


・メールがやたら短い、返事が遅い
・足の指先でティッシュを抜き取る技を習得
・店員に挨拶されるほどコンビ二の常連
・最近ドキドキしたのは階段を駆け上がるときくらい
・ムダ毛は、夏にしか処理しない
・うっかり半年ほど美容院にいってない
・服と下着をまとめて一緒に脱ぐ


・・・ってことだけど

この中で自分も当て嵌まるものが、アルヨ!

え~っと、どれが?とは言わないけどさ(^^ゞ




二ツ木(安田顕)は、高野部長と同期で仲良しなのね・・・とくに二ツ木が・・・
離婚の身の上話も、二ツ木は知ってるし引越しの手伝いまで立ち会ってるし
といっても、荷物は「ご旅行プラス部署の移動ですか?」という程度な量
実家に戻れば一通りの家財道具は揃ってるから、殆どの荷物は元妻に渡したのだ
「俺の家で一緒に暮らそうよ・・・」とデレデレしてる二ツ木は、高野のことが好きなのか?
そんなのにはスルーしてさっさとタクシーで高野が実家に戻ったら、
玄関に女性モノの靴が散乱してるし、家の中は散らかっている、テーブルの上のものも出しっぱなし
そして、縁側で新聞紙の山を発見・・・しかも動いた
生きた人である事も認識した。新聞紙から覗くパイナップルヘア・・・ちょんまげね
離れた位置から、様子を見ている高野


起きたホタルが
「あー、ドッコイショウイチっと!」とか

う~~んと伸びをして「ガッツ石松!(気合入れる)」という呟きに驚く高野

背後に気配を感じたホタルは、高野に気付く
が、高野は暫く雨宮蛍とは気付かない
とっても、同一人物だと思えないのさ

会社では、バリバリ仕事をこなして服装もキッチリしてるホタル
なのに、みんなの見えない生活面では、かなりのグータラ
服装も、ちょんまげにジャージスタイルとは想像もつかない
昼間からビールは飲むし・・・出されたお茶は、ペットボトル(1L)だし
コップは言われなきゃ出さないし

「大体なんだよその格好!しかも新聞紙かぶって寝てるってどういうことだ!
この散らかりようはなんだ一体!どういう暮らしをしてるんだ、君は!雨宮!一体君に何が起きた!?」
「いや、別に何も」
「会社でてきぱき働いている雨宮はどこにいった!?」
「いやぁ・・・見られちゃったから仕方ないですけどぉ、家ではいつもこんな感じっていうか、ふふッ」
「いつも!?」
「いつも!よりは、まーちょっと散らかってるかもしれないかなー、いや、普通でしょ、うん」
「普通!?」
「普通です!」
「普通って・・・。これが普通って・・雨宮、君な!」
「あ、そうだ、お部屋!一つ開いてますよ」
「え!?」
と部屋に案内するホタル
「ほらここ。押入れもあるし、中には布団もあるし」
「知ってるよ。私が使っていた部屋だ」
「そっか」
「じゃあとりあえずこの部屋泊まっていいから」
「いいの!?」
「一週間だけですよ」
「悪いな!」
「はいよ」
「・・・・・・・違うだろ!!」


そうだよ、この家は高野の家なんだし


「私は、自分の原点でもある実家に戻って、一人暮らしをすることにより自己を見つめ直そうとやって来たんだ」
「一人暮らしなら、まずお部屋探しから始めなきゃ!」
「人の話を聞け!ここで暮らすために来たんだ、私は」
「この家で暮らしているのは私ですよ」
「ここで暮らしているのは君であっても、この家は私の実家なんだ」
「この家は部長の実家であっても、この家で暮らしているのは私です」
「いや暮らしているのは君であっても、ここは私の実家だから私が今日からここで1人で暮らすんだ!

1人でな!
「そんないい年こいて駄々こねないで下さいよ~」
「え!?」
「奥さんに追い出されたからって、そんなにねぇ・・」
「追い出されたっていつ言った!?」
「言ったじゃないですか」
「言ってないもんそんなこと!」

おおおお!!これか!実は初っ端から〔もん〕攻めは開始されていたのか・・・気付かなかった
「マンション出たってことは、追い出されたってことでしょ?」
「違うもん!」
「意地張っちゃって!」
「張ってないもん!」
「ま、心配しなくても、部長が離婚したことは、会社の人には言いませんよ」
「・・・離婚ではない。正確には、互いに合意の上、今後の関係をより良い方向へ
発展させるために、当面は別居という形を選んだというのが事の真相であって、」
話の途中で、席を立つホタルは、傍にあった小物入れの引き出しをあける
「聞けよ!人の話を!」
「あった!これですこれ!契約書!」蛍が箸袋を差し出した
「この家が部長の実家であっても、私はこの家の持ち主である盆太郎氏と飲み屋で知り合った際に、
正式に賃貸契約を交わしています」
「飲み屋って・・」
「今にして思うと、ぼん太郎氏は部長のお父さんだったんですね」
「盆太郎め、勝手なことを!」
「盆太郎さん、海外に行かれるということで、いつ戻ってくるかわからないっておっしゃってましたけど!」
箸袋を広げてみると


ケーヤク書
 貸してね
(ハート)
  ホタル
(ハート)い~よ(ハート)
    ボンちゃん
といういい加減な覚書・・・拇印まであった
「これの・・どこが契約書なんだ・・・・」
「あ、裏に賃貸期間が」
とホタルに言われ裏を見ると


『(ハート)ずっとね(ハート)
      ホタル
(ハート)い~よ(ハート)
    ボンちゃん


ここにも、拇印が押されてた
「これのどこが契約書なんだ!!!」

気にせずホタルは自室に入り漫画を読む

会社では、いつもと変わらぬホタルの様子
影では干物女・・・
その対極にいるのが、蛍の同僚・優華
『ステキ女子』雑誌の特集に取り上げられていた
仕事は出来るけどイヤミなく、威圧感なく、
さりげない大人の気配りと、可愛らしさを併せ持つ。香水をつけてないときでもいい香りがする
女としてのたしなみを常に忘れず、家の中でもキチンとした身のこなしお稽古事で自分を磨き
お気に入りのハーブティーでリラックスタイム!
が、ステキ女子なんだと・・・ちょっとメンドクサイな~

花を活けみんなのデスクをさり気なく片付ける・・・ハーブティーをさり気なく淹れる気配りをする
「むかつく程のステキ女子だ!」と要

そんなこんなしているある日、マコトがこの部署に参戦!
蛍がこの部署に異動してくる前に、デザイン室にいて、ロンドンに最新のインテリア勉強しに行き
ロンドン・デザインアワード特別賞受賞して、戻ってくるというのだ
寡黙で才能あってイケメン・・・・のだめの好みじゃないけど・・・

女子達は、こぞってトイレでメイク直し・・・ホタルは全く興味なし!
皆さんそれでお忙しい・・・代わりに会議室の準備をするホタル
会議室に弁当を運ぶホタルを手伝うと声かけてきたのが、マコトだった

会議室に弁当を並べる蛍とマコト
「こういう雑用いつも一人で引き受けているんですか?」
「雑用じゃないですよ。みんなが気持ちよく会議が出来るようお手伝いするのは、私の大切な仕事の一つです」
前向きなホタルの言葉に黙って見つめるマコト

「ありがとうございました。あとは私が」とマコトを部屋から出し、抱えていた2個の弁当を見つめながら
「もしやあの子・・・あの子もこの余った弁当狙ってたのかも!?セーフ!ギリギリセーフ!!」
余った弁当を貰えてしまうのが楽しみでやってんじゃないの!?


(あれが手嶋かー。あー、言われてみれば確かに!ああいうのをイケメンっていうのよねー。
うん。体もがっしりしているし、ちょっとワイルド入ってるし。ありゃ女子の視線釘付けにするのも、

わからなくはないねぇ)
マコトを見つめながら、心で呟いてると、マコトがこちらを見る
もう既に、ホタルに気があるね・・・こいつ


マコトが会釈するので戸惑いつつも手を振るホタル・・・ふ~ん、もうこの時点でなんか意識してるわね

夜、高野が帰宅すると、見覚えのある弁当箱を見つけた
会議に出た弁当だね
あ~さっぱりしたぁ~と風呂上りのホタルが「おかえりなさい」「ただいま」と思わず会話が成立してんじゃん!
ついホタルに和みそうになったもんだから「ただいま戻った」と言い直す
ホタルが弁当を勧めるが
「どっかで見たような弁当だが」
「気のせい気のせい」
「本日社内の会議室で食した弁当に、クリソツだが」と言っても、
ホタルは至ってマイペースに「いただきマンボウ!」とビールを飲みテレビを見て寛ぐ・・・

不思議そうに見つめる高野
だって、会社ではホタルがテキパキ働く全くの別人だし
家でのあの態度も風貌も散らかりようも、実はホタルの嫌がらせで自分を追い出そうとしてるのかと思うのだった


つか、武田くんの前髪ちょんまげヘアが可愛いんですけど・・・高野が無理やり結ってキモイとか言われてるけど
「これ、とっていいですか・・・」って武田くん・・・いや要

自宅に戻った高野はホタルに、自分はここを出て行かないと告げた
「居座るつもりですか!?」
「私が出ていかないと決めた以上、はっきり言わせて貰うが、

このままなし崩し的に一緒に暮らすわけにはいかない。
上司と部下とはいえ、私と君は、男と女だ」
「ああ、そういうことなら、私全然気になんないですけど」
「こっちが気にするんだよ。女と一緒に暮らしているなんて、別居中の妻に顔向け出来るか!」
と、例の箸袋の契約書を破り捨て、効力もない証明書だ、

一週間以内に荷物をまとめて出ていってくれと言い放つ

翌日、明日のオープニングパーティ会場まで最終チェックに来ていた
着々と指示を出すホタル
その時、目に留まった籐の椅子、気に入ったホタルは椅子に腰掛け
座り心地を試す
「うん座った感じもいい」・・・まるで縁側でマタッリしてるよう、高野から1週間以内に出ろと言われた事を思い出し
「気に入ってたんだけどなぁ、あの家」うんうん、視聴者もそう思うよ・・・あの家、いいよね

ホタルが、初めてこの家に来た日を思い出した。入った瞬間・・・虜になった
ここは、癒される空間
外では、いろいろ辛い事が多い。上手く行かない事が多い。くじけそうになる事も多い。

毎日がいっぱいいっぱいだ。
「でも、ここに帰って来て思う存分のんびりマッタリできたら、疲れなんか吹っ飛んで、

また明日も頑張るぞーって、私頑張れます!」
感激して、盆太郎に電話を入れた

そう!自分だけの居場所があれば
「欲しかったんです、自分の居場所」
それがあれば、生きていけるって事だよ


ついついウトウトその椅子に寝てしまったホタル
マコトが、現れ・・・ホタルの寝顔を見つめ・・・
そしてキスをする
驚いて起きるホタル・・・あ~~寝てる時に唇が当たると・・・起きちゃうか

・・・って何をリアルに語ってるんでしょう~アタシったらヽ(゚◇゚ )ノ
「すみません、僕が、その椅子をデザインしました・・・」
はァ????だから何?それとキスとどういう関係なのか・・・?

と見ている所へホタルに着信音・・・高野からだった
「ドッコイショウイチさん?」
「雨宮です!」
「室内干しされた、君の洗濯物が私のいく手を阻み、私は、自室にたどり着けず、彷徨い続けているんだが。
最終確認何時までかかっているんだ!?終わったんならさっさと帰ってきて洗濯物片付けろ!いいな!!」
威張って電話を切る高野

「わたくし、お先に失礼いたします」と気取ってマコトに挨拶して店を出るホタル
マコトは、ホタルにあの時から一目ぼれだったんだね、きっと


(手と手をつなぐのは、フォークダンス。目と目を遭わせるのは、アイコンタクト。
頭と頭を合わせるのは、ど突き漫才。唇と唇を合わせるのは・・・)心で呟き考える

「キス・・・」

(もーれつア太郎~~~!!)駆け出すホタル
久々だったんだね~キス体験・・・で、動揺してるんだね


「妊娠・・・ヤベッ!妊娠したかも!!」ゆっくり歩くホタル
(はは・・あり得ませんから、キスで妊娠なんて。落ち着け自分!

いくら久々のキスだからってうろたえすぎだろ、自分!
問題は・・・何で私にキスしたかってことで・・・何で私に・・・何で私に・・・

わからん・・・わからんわからん!もうわからーーん!!)
頭を抱えて再び走り出す

店で打ち合わせ中の山田姐さんの携帯が鳴り出てみれば「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」と吐息が聞こえ
えっちでんわのガールバージョンか?と受話器を遠ざけるとホタルと判った

「すみません・・こ、今世紀最大の、衝撃的事件に遭遇してしまって・・・

山田姐さんに、ここは一つ、ぜひともご教授願えないかと」


電話の向こう側にキスの音を聞居て驚くホタルだった
山田姐さんのクライアント(外人さん)が挨拶のキスだった
打ち合わせ中で忙しいからと電話を終える山田姐さん
ご挨拶のチュウだと知ったホタルは、マコトもそういう意味だったのかな?と考える

(私が、暫く恋愛から遠ざかっていた間に、世の中の・・・キスの基準が・・・
変わってしまったのかもしれない・・・今や、世の男というものは・・・」

帰宅したホタルは、帰りが遅いだとか、動揺の為うっかりそのまま上がろうとするから靴は脱げと怒鳴りつける
「・・・男というものは・・・誰にでも、キスするもんですか?」
疑問がいっぱいのホタルの質問に動じない高野
「脱いだ靴を揃えろ!」
「はい!!」
「服に付いたほこりを払え」
「はい!!」
「私の行く手を阻んでいた洗濯物!」・・・ってブラだのショーツだの平気で干すってどうよ!!??
「はい!!」
洗濯を片付けるホタルを呆れて見てる、高野にムラムラ心はないのかい
「男というものは、誰にでもキスするものではない。「キスは、惚れている女にするものだ」
「惚れてる女・・・」
「ま、少なくても私はな」
洗濯物を集め、部屋に駆け込むホタルは、ノートに書き込む

『キスした女→惚れてる女』
「・・・・・え!?」嬉しそうなホタルは、部屋でフラダンスを踊る
窓から見えるホタルの様子に怪訝な顔をする高野

ノートには
『キスした女→惚れてる女→私のこと』
となっており、嬉しそう!

ホタルは、高野にマコトの携帯番号を聞こうとしたが、

新装開店した六本木のバーに、視察がてら行ってみたいって
言うから、急きょ二人分の予約を入れてあげた事を知る
カップルがよく使う店だし、慣れてる彼は、今頃は彼女と飲んでるのかも

なんて聞いたもんだからショックを受ける


蛍の部屋で抱き枕を抱きしめてゴロゴロゴロ・・・
「あ~~、ひどいわ、ひどいわ!あの遊び人め!!

遊び人め~遊び人め~!遊ばれてる私・・・あの遊び人め~~」


『キスした女→惚れてる女→私のこと
(ここには、×印が付けられて)
 
慣れてる→遊ばれたむかっ→私』
ノートには、その図式が書かれていた
荒れてるホタル


オープニング・パーティー当日、ホタルはマコトを見つめながら、昨日の相手は誰だろう?と思っていると
「マコト君、昨夜はご馳走様」
優華が手嶋と話していた

(お前か~!!)

「本当なら先輩の私が奢らなきゃいけないところなのに」
「いえ、誘ったのは僕ですから」

(誘ったのはオメェ!?)
会話してる二人の傍を通るホタルは、優華がマコトの元を離れると、

マコトがホタルに気付くが視線を外して傍を離れた

この時の、ホタルって、結構肉食的な目をしてたのね・・・
マコトと優華が仲良く話してる様子が気になる
店にあるマコトがデザインしたという・・・座っていた時にキスされた、あの椅子を見つめ
パーティー終了後の帰り道「マコト!マコト!」という犬の名を呼ぶ声に反応し
コンビ二で菓子やらスナックやら惣菜を自棄買いし自宅に戻るホタルの心の中はマコトでいっぱいだった


いつも以上に荒れ放題の室内に帰ってきた高野が咎めた
「普通だって言ったでしょ」
「普通なわけないだろ!この取り込んだ洗濯物の山!
広げっぱなしの新聞紙!出しっぱなしのマンガに菓子袋!
去年のままのカレンダー!窓枠に、チリと積もった誇りが、フッ。
それから缶ビール!これのどこが普通なんだ!
普通と言うのは缶ビールのこのパッケージのこの部分を切って綺麗に破いて、取り出し、
取り出した缶ビールはこうして正面を向けて、きちんと列を乱さぬように冷蔵庫の奥から1列!
もしくは2列で、」
「ほっといて下さい。私の生活スタイルに口出さないで下さい」
「生活スタイル?」
「好きでやっているんですから」
「好きで?嫌がらせじゃなくて!?」
「は?」
「毎日、会社から真っ直ぐ帰ってきて、一人手酌で酒を飲むのが、君の生活スタイル!?」
「そうですよ。」
「その、ジャージも?その、ビヨヨンのちょんまげも!?」
「そうですよ!」
「好きでやってんのか・・」
「自分にとって一番居心地のいい格好なんです!」
「そんな格好が?」
「そうです」
「はッ・・だって、まだ君20代だろ?普通寝る間も惜しんで、

現役バリバリでデートなんかしてるもんじゃないのか?
こんな所でアタリメ食って、ボヤッとしていていいのか!?」
「いいんです!私はこれで!これがありのままの私なんです!
私はこれが!この生活が気に入っているんです!

ここが!この家がこの縁側が、私のお気に入りの場所なんです!!
だから出ていきません!一週間以内なんて冗談じゃないです!

私はこの家からぜーったい出ていきませんからねーだ!!」
ホタルの勢いに絶句する高野

そこへ、優華から電話が入り様子がおかしい彼女を心配して、着替えもせずに、家を飛び出していく


カフェバーで優華が酔いつぶれていた
店員に、ジャージ姿を咎められるもスルーのホタル
水を貰って、ようやくシッカリしてきた優華
優華の話だと、マコトに好きな人が居て、オープニング・パーティーの前日に、突然キスをしてしまい
相手の女性は、直ぐに立ち去ってしまいどうしていいか判らない経緯を聞き、恋の相談をされたとの事
自分もマコトの事を好きだから、自棄酒を飲んでいたのだ

このあと、マコトが来るという
その相談をしに・・・
優華に「町内会で運動会でもあったんですか?」とホタルの格好を驚かれ
店の人からも「お客様、申し訳ありませんが、ここは運動場ではないので・・」注意されるホタル
優華は、自分の気持ちをハッキリ相手に伝えると言い切った
「何もしないで、一人で悶々とお酒飲んだりしてるの、私らしくないです。
そう、そうなんですよね。 私は、例え片思いでも、私にとって恋愛は、自分を輝かせることなんです!」
そう言うと、メイクを直し始めた優華

ホタルは、着ていた体操服についていたシミやジャージに開いていた穴を見つめる
そこへ、マコトがやってきたので、ホタルはこっそり見つからないように店を出た


高野がホタルの帰りを縁側で待っていた。
「一緒に暮らそう」
「・・・」
「私と、一緒に暮らそう」
「・・・」
「ここは君の、お気に入りの場所なんだろ?出ていきたくないんだろ?二人で、一緒に暮らそう」
「・・・部長・・・いいんですか?奥さんに、顔向け出来ないって。女と暮らすわけにはいかないって」
ホタルは、嬉しさに涙を潤ませる
「君は女じゃないからなぁ~」
「・・・え!?」
「いや、あれから考えたんだ。君が好きでやっているという、君の生活スタイル。君のその格好。
これっぽっちも潤いというものを感じられない。まるでカラカラに乾いた干物だ。うん、君は干物女だ」
「干物、女・・・」
「君はもはや女じゃない。君は、既に枯れている。君は、女として終わっている。
よって、一緒に暮らすことに何の問題もないとのと結論に達した。良かったな!」高野が微笑みかける

それで、ホタルの洗濯物・・・下着を見てもなんとも思わなかったのか(*゜▽゜ノノ゛☆
「・・・」
「さてと、そうと決まったら、早速二人暮らし条約を作成しよう」と、やたら事務的
「待って下さい・・・確かに、私は、部長の言うとおりです。女として終わっているような・・・
何の潤いもない・・・干物みたいな生活をしています。
でも・・・でも・・・干物だって・・・
恋をするんです!
恋をしたんです!!
私は・・・私は・・・私は・・・
私は!!恋に落ちたんですぅ~!!」
そう言いその場にへたりこむ


マコトが、パーティの日、ホタルの視線を外したのは、ホタルの気持ちが判らなくて

怖くて気まずかったって事か・・・



パート1のホタルってまだ若い女の子してたのね

部長には自己主張するし・・・

結構激しかったのね、今改めて見直すと

干物ぶりが、かなり過激な印象

それでも、恋をする気持ちがハッキリしてる












各回の記事はこちら(最終回の記事にも載せましたが)


第一夜 恋愛するより家で寝てたい…干物女が恋をした!? (第1話


第二夜 恋をするのも命がけ 干物女とラブメール(第2話


第三夜 干物女に恋は無理!? 失恋ドジョウ掬い(第3話


第四夜 干物女、恋も仕事もいっぺんにはムリ!? (第4話


第五夜 干物女遂に告白! 恋の神様が降りてきた(第5話


第六夜 干物女のキス…大切な恋に最大のピンチ(第6話


第七夜 肉が憎い!! 干物女お泊りデート(第7話


第八夜 干物女ついにカミングアウト…その時彼は(第8話

第九夜 明日はどっちだ!? 干物まさかの三角関係(第9話

最終夜 家で寝てても恋愛できる!? 最強干物女の恋の結末…(第10話(最終回)