先週、主治医の定期検査を受けに眼科に行ってきた。

前回の定期検査で、右目にも白内障の症状が出始めていると言われていたのだけれど、ゴールデンウィーク明けから症状が悪化し始めたのを自覚していたので、よく診察してもらった。

角膜移植と白内障眼内レンズ挿入を経験した左目は問題なし。
移植後の定期検査としては、次は半年後で大丈夫、とのことだったが・・・。

右目は自覚したとおり、白内障が進行していた。

ここで、問題がひとつ出てくる。

私の右目は、主治医にレーシックで視力矯正をしてもらっている。
(一番最初に受けた眼科外科治療だった)
術後翌日は1.5まで出ていたが、やがて1.2くらいに落ち着いた。
だが、左目に白内障を発症して症状が進行していく間に、少しずつ近視が進んだのだ。

レーシックを行ったクリニックには当時の術前検査で得た私の眼軸データが残っているはずだが、近視が進んでいたので、眼軸も当時とは変わっている可能性も考えられる。

眼内レンズの度数を決めるために、眼軸のデータは欠かせない。
しかし、従来の眼軸測定機器は、レーシックを受けた目の眼軸を正確に測定できないのだ。
レーシック後の一番の問題点、とも言える。
これは、安さを売りにしている施設でよく問題になっている過矯正などを除いて考えた場合の話だけれど。
これからレーシックを受けよう、と考えている人は、将来起こりうるこうした問題にも対処できる眼科で受けるようにしたほうがよい。
決して、安いからと安易に病院決めをしてはならない。

主治医によると、レーシックを受けた目の眼軸を正確に測定する機械が、主治医の母校の大学病院にはあるそうだ。
というわけで、角膜移植手術以来10数年ぶりに、大学病院を受診することになった。

主治医に紹介状を書いてもらい、予約の電話を入れた。
取れたのは2ヶ月先の日付、だった。

大学病院には全国から重篤な患者さんたちがやってくるから、初診が2ヶ月待ちなのも予想通り。
あとは、それまでにヒドく悪化させないように、目を今まで以上に労わるようにしよう。