以前、右目の結膜炎で自宅近くで評判のいい眼科医院にかかったことがある。

問診票に当然角膜移植のことを書いて提出した。
診察のときのそこの眼科ドクターの言葉。
「右目は何日か点眼すればすぐよくなりますよ。左目もにうつっていないですし。移植したのは左目でしたね・・・。念のため、もう一度診てみますね。」
「これ、どこで手術しました・・・?ああ!あの先生ですか!学会でお会いしたことありますよ。さすが、キレイに丁寧にオペしてらっしゃる・・・。」
主治医が同業のドクターに高く評価されているのをとても嬉しく思った。
昨日、それを思い出す出来事があった。

白内障の手術の3日前から、抗生物質を手術する左目に1日5回点眼しなければならない。

昨日、眼科医院の受付で説明とともに受け取った処方箋を眼科近くの調剤薬局に持っていった。

薬剤師さんが「白内障の手術受けるの?随分、早いんじゃない・・・?大丈夫・・・?」と心配してくれた。
定期検査後に目薬などが処方された場合にその調剤薬局にいつも行っていたので、薬剤師さんは顔なじみである。
それで、心配してくれたのだ。
約10年前に角膜移植を受けており、その影響で移植した左目のみ白内障を発症していて、右目はなんともないことなどを伝える。

すると薬剤師さんが「執刀医は誰なの・・・?」とまた心配げに聞いてくる。
私が主治医の名前を告げ、角膜移植も執刀してもらっていることを告げると、「あの先生なら大丈夫よ、手術うまいから!よかったわね~!」と、まるで我が事のように喜んでくれる。

主治医は同業のドクターのみならず、医院近隣の薬剤師さんにも高く評価されている眼科医だ、ということを実感した。
だから、来月の手術には何の不安も抱いていない。

約10年前の、主治医との出会いに改めて感謝している・・・。