主治医が移植手術を引き受けてくれ、入院するまでの間に、私はインターネット・書籍などで角膜移植の体験を探し、情報収集に努めていた。
眼医者さんの手術を実施した、という体験はちょくちょく見かけたのだが、患者さんが移植手術を体験し、その後の視力がどうなった、術後管理をどうした・・・という情報は、私が手術を受けた約10年前はまだ少なかった。
入手できた数少ない情報のうち、ネット上に開設されたHPで、円錐角膜による角膜移植を体験した患者さんの体験記には得るものが多かった。
昨日の記事に書いた臨時で診てくれたドクターの診断に疑問を抱いたもう一つの理由は、このHPの掲示板にあった書き込みから得たのである。
そこに書かれた書き込みが気になり、投稿主を辿っていき、その情報を得たのだった。
確か円錐角膜だったと思うが、角膜移植を受けた患者さんの移植した方の目が術後何ヶ月かして充血し、視力も低下し、拒絶反応と診断された。
免疫抑制剤の投与・服薬など、拒絶反応のための治療を受けたが良くならない。それどころか、状態は悪くなるばかりであった。
しかし、その充血や視力低下の原因は拒絶反応ではなく、感染症によるものだったのである。
それが判明した時には感染症による炎症は眼球全体に及び、眼球を摘出せざるを得ない、という最悪の結果になってしまったのだった。
ドクターの誤診が招いた、患者にとっては最悪の結果。
ドクターも人間である以上、誤診があるのは仕方のないことである。
しかし、その誤診が患者にとって良くない結果をもたらすのは、我々患者側にとっては非常に困った事態である。
この困った事態を回避するためには、どうしたらよいだろう?
患者側も、自分が受けようとする医療に対する知識を身に付け、ドクターに疑問を感じた場合は他のドクターの意見・診断を得るようにし、納得のいかない医療は受けないようにする。
自分で自分の身を守るという姿勢が必要なのではないか、と思う。
(残念ながら、患者が医療知識に詳しいことに嫌悪感を示すドクターもいるかもしれないが・・・)
自分の身を守るために・・・。
医者は選べ。患者は賢くあれ。
眼医者さんの手術を実施した、という体験はちょくちょく見かけたのだが、患者さんが移植手術を体験し、その後の視力がどうなった、術後管理をどうした・・・という情報は、私が手術を受けた約10年前はまだ少なかった。
入手できた数少ない情報のうち、ネット上に開設されたHPで、円錐角膜による角膜移植を体験した患者さんの体験記には得るものが多かった。
昨日の記事に書いた臨時で診てくれたドクターの診断に疑問を抱いたもう一つの理由は、このHPの掲示板にあった書き込みから得たのである。
そこに書かれた書き込みが気になり、投稿主を辿っていき、その情報を得たのだった。
確か円錐角膜だったと思うが、角膜移植を受けた患者さんの移植した方の目が術後何ヶ月かして充血し、視力も低下し、拒絶反応と診断された。
免疫抑制剤の投与・服薬など、拒絶反応のための治療を受けたが良くならない。それどころか、状態は悪くなるばかりであった。
しかし、その充血や視力低下の原因は拒絶反応ではなく、感染症によるものだったのである。
それが判明した時には感染症による炎症は眼球全体に及び、眼球を摘出せざるを得ない、という最悪の結果になってしまったのだった。
ドクターの誤診が招いた、患者にとっては最悪の結果。
ドクターも人間である以上、誤診があるのは仕方のないことである。
しかし、その誤診が患者にとって良くない結果をもたらすのは、我々患者側にとっては非常に困った事態である。
この困った事態を回避するためには、どうしたらよいだろう?
患者側も、自分が受けようとする医療に対する知識を身に付け、ドクターに疑問を感じた場合は他のドクターの意見・診断を得るようにし、納得のいかない医療は受けないようにする。
自分で自分の身を守るという姿勢が必要なのではないか、と思う。
(残念ながら、患者が医療知識に詳しいことに嫌悪感を示すドクターもいるかもしれないが・・・)
自分の身を守るために・・・。
医者は選べ。患者は賢くあれ。