角膜移植は臓器移植手術で、当然身体に相応のストレスがかかる。
主治医が最初の診察時に、「手術を受けることによって、現状より悪い状態になることもあるからよく考えなさい」と言ったように、術式に危険も伴う。
もっとも、100%安全な手術というのは存在しないけれど。
手術自体がうまくいっていても、術後何年か経過すると出てくる影響もある。
今日はものすごく簡単にだけれど、角膜移植のデメリットをまとめてみようと思う。
1、失明の危険
手術時の球後麻酔の失敗、術後感染症などによって失明する危険性がある。
2、運動の制限
眼球表面を切開したことにより、眼球全体の強度は当然弱まる。目を何かにぶつけて移植片が剥がれ落ちたり、場合によっては眼球破裂の危険もありうる。野球やゴルフなどならゴーグルで保護してプレーすることも可能だと思うが、サッカーはヘディングができないのでかなりプレーが制限されるだろう。
3、拒絶反応の発症
全層移植の場合、術後1年以上も経過してから発症することもある。免疫抑制剤の点眼・服薬なども必要になるので、日常生活にある程度の負担がかかる。
4、術後に出てくる影響
角膜内皮細胞の数が手術の影響で減り、水泡性角膜症を発症することがある。再移植する必要が出てくるが、最近では角膜のパーツ移植も行われており、角膜内皮細胞のみの移植を行っている大学病院もあるようだ。
また、手術を受けたストレスが原因で白内障が早く出ることがある。
実は、この4の術後に出てくる影響の、白内障が私の左目にも出てきている。
移植手術を受けていない右目には全く白内障の症状は出ていないにも関わらず。
メインブログの「遂に来た 主治医の予言 成就の日」という記事にも書いたが、術後10年目にして白内障が発症し、視力障害を起こしているので年内に白内障の手術を受けることになった。
こうして、眼科との付き合いは、一生続く。
私自身は良い主治医に巡り合えたお蔭で、運転免許を取れる視力に回復し、メガネもコンタクトもいらない生活を送れているので、移植手術の恩恵を最大限に受けている、恵まれた患者である、と思う。
しかし、角膜移植手術を受ければ、それで必ず視界がクリアーになる、というものではない。
今、角膜移植を受けようと考えている人は、現状より状態が悪くなる危険もあること、将来起こりうる生活の制約・術後の影響などもある、ということをよく考えて手術を受けるかどうかを決めたほうがよいと思う。
主治医が最初の診察時に、「手術を受けることによって、現状より悪い状態になることもあるからよく考えなさい」と言ったように、術式に危険も伴う。
もっとも、100%安全な手術というのは存在しないけれど。
手術自体がうまくいっていても、術後何年か経過すると出てくる影響もある。
今日はものすごく簡単にだけれど、角膜移植のデメリットをまとめてみようと思う。
1、失明の危険
手術時の球後麻酔の失敗、術後感染症などによって失明する危険性がある。
2、運動の制限
眼球表面を切開したことにより、眼球全体の強度は当然弱まる。目を何かにぶつけて移植片が剥がれ落ちたり、場合によっては眼球破裂の危険もありうる。野球やゴルフなどならゴーグルで保護してプレーすることも可能だと思うが、サッカーはヘディングができないのでかなりプレーが制限されるだろう。
3、拒絶反応の発症
全層移植の場合、術後1年以上も経過してから発症することもある。免疫抑制剤の点眼・服薬なども必要になるので、日常生活にある程度の負担がかかる。
4、術後に出てくる影響
角膜内皮細胞の数が手術の影響で減り、水泡性角膜症を発症することがある。再移植する必要が出てくるが、最近では角膜のパーツ移植も行われており、角膜内皮細胞のみの移植を行っている大学病院もあるようだ。
また、手術を受けたストレスが原因で白内障が早く出ることがある。
実は、この4の術後に出てくる影響の、白内障が私の左目にも出てきている。
移植手術を受けていない右目には全く白内障の症状は出ていないにも関わらず。
メインブログの「遂に来た 主治医の予言 成就の日」という記事にも書いたが、術後10年目にして白内障が発症し、視力障害を起こしているので年内に白内障の手術を受けることになった。
こうして、眼科との付き合いは、一生続く。
私自身は良い主治医に巡り合えたお蔭で、運転免許を取れる視力に回復し、メガネもコンタクトもいらない生活を送れているので、移植手術の恩恵を最大限に受けている、恵まれた患者である、と思う。
しかし、角膜移植手術を受ければ、それで必ず視界がクリアーになる、というものではない。
今、角膜移植を受けようと考えている人は、現状より状態が悪くなる危険もあること、将来起こりうる生活の制約・術後の影響などもある、ということをよく考えて手術を受けるかどうかを決めたほうがよいと思う。