東宝に、リメイクしてほしいなぁ・・・と思っている映画がある。
特撮映画で、現在のCGなどの技術でリメイクしたら・・・。
すごく面白い映画になると思うんやけど。
「ゴジラシリーズ」とか「日本沈没」とかリメイクしてるんやから・・・。

これもやってくれないかなぁ・・・。
その作品の名は、「妖星ゴラス」。
1962年公開、本田猪四郎監督(本編)、円谷英二監督(特撮技術)

1979年、土星探査の任務をおい、日本のロケットJX-1が宇宙空間を進んでいた。
JX-1は、途中、黒色矮星を発見する。
急遽、探索のため進路を変え、接近するが、ゴラスの引力に引き込まれ・・・。
ゴラスに飲み込まれてしまう。
ゴラスは、周囲のモノをその引力で飲み込みつつ、地球に近づき始める。
日本宇宙物理学会の田沢博士と河野博士は、事態を危惧するが・・・。
日本政府も対策に本腰を上げない。
地球が飲み込まれないためには、ゴラスを爆破するか、地球の軌道を変えるしかない。
田沢と河野は、国連価格会議に出席。
「南極に巨大ロケット推進装置をつけ、地球の機動を変える」計画を進言する。
これに同様の研究をしていたアメリカ・ソ連が同調し、計画が始まる。
そうこうするうちにも、ゴラスは地球に近づく。
JX-2号がゴラスの探索に向かい、ゴラスの質量が増大していることを確認。
「現在の推進装置では、ゴラスに飲み込まれてしまう・・・」
そんな危機感の中、何とか推進装置が完成。
予定通り、起動から地球を動かし始めるが・・・・
ゴラスの質量増大で、最接近までに安全な移動距離には足りないことが判明。
やがて、1982年、ゴラスと地球の最接近の日が来てしまう。
ゴラスの引力で、地球各地で天変地異が発生。
地球は、一体どうなってしまうのか?!

南極に取り付けた推進装置によって、地球が宇宙空間を移動していくシーン。
ものすごく、印象に残ったシーンだ。
1960年代の特撮技術で作り上げた、スペクタクルなシーン。
その他にも、ゴラスが地球に最接近する日の
地球上で起きる、天変地異の数々。
周囲のモノを飲み込み、どんどん大きくなっていく、不気味なゴラスの姿。
もし、今のCG技術でこれらのシーンを作ったなら、どんなシーンになるだろう・・・?
観てみたいなぁ・・・。
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