ドイルやクリスティーの作品は、ロマンス要素は度外視して見ているのですが、


動く指」に出ているジェリー役のキャラクターと俳優さんが魅力的で、

今までで唯一

恋愛要素も注目しながら見た作品です。



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ジェリーを演じているのは


ジェームズ・ダーシーという俳優さん。



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いくつか聞いたことのある映画にも出演しているようです。


動く指 (クリスティー文庫)/アガサ・クリスティー
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話の内容は


戦争から戻った軍人のジェリーは、酒と女におぼれる無気力な日々にケリをつけようと、バイク事故を起こす。しかし一命を取り留めたジェリーは、医師から田舎での静養を勧められ、妹ジョアナとともにリムストックという村にやってくる。退屈な田舎暮らしが待っていると思っていたが、リムストックでは匿名で村人を中傷する手紙が出回っており、受取人のひとりであるアップルトン大佐が拳銃自殺を遂げたばかりだった。そして程なく、ジェリーたちのもとにも中傷の手紙が舞い込む。

ジェリーは弁護士シミントンの家で働く美しい家庭教師エルシーに心を奪われる。シミントン家には息子2人のほかに、夫人の連れ子で20歳にもなってふらふらしている変わり者の娘ミーガンがいた。ジェリーとジョアナが招かれたシミントン夫妻のディナーには、ジェリーの主治医グリフィスと妹のエメ、独身貴族のオルガン奏者パイ、そして大佐の葬儀のために村に来ていたミス・マープルが集まっていた。デイン・カルスロップ司祭の家に滞在中のミス・マープルは、謎の手紙の真相を調べることに。

やがて、やはり中傷の手紙を受け取ったシミントン夫人が、青酸カリで自殺する。



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ポイントは


どこにでもありそうな、

噂話から巻き起こる自殺事件の真相を探ると同時に、


戦争に傷ついたジェリーがどんなふうに


酒と女と無気力な日々に決着をつけるのか?


ジェリーが本当に愛するようになる女は誰なのか?

を気にしながら見ることです。


えっ~と思いつつも、

終わり方が好きなお話でした。