2024引退ブログ | 東京農業大学ラクロス部 男子

2024引退ブログ


初めに、日頃より東京農業大学男子ラクロス部へ多大なるご支援をして下さる保護者、OB.OG、学校関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。


4年 谷侑樹です。


自分が後輩に伝えたいことは一つ、怪我には気をつけろです。


自分が入部したのが1年の11月で遅めの入部でした。入部してからすぐにsix teaseというゲームの大会とウィンターがあり、一年生大会が全て終わり。上級生と混ざり全体練習になり、すぐに悲劇が起こりました。


上智との練習試合前日で、66中に急に膝の感覚が抜けて、下半身が崩れていきました。急になったので訳がわからなかったです。


それからの約1年間はほとんど怪我をし、練習に参加することが出来ず、3年間のうち1年間を棒に振りました。


そして、今年の入れ替え戦の5日前の練習でふくらはぎの肉離れを起こしました。痛めてた日の練習中にベンチで練習を見ながら、本気で泣きそうになりました。これでラクロス人生が終わりかと、まぁ自分ぽいなと、めちゃくちゃ悔しかったです。


入れ替え戦当日、テーピングガチガチにしてロキソニンも決めて、出来ることはやり試合に挑みました。正直アップから走るのも痛く、まともにプレーできる状態ではありませんでした。試合中もずっと痛くてマウスピースをずっと噛んでいました。それでも自分を出してくれたコーチ陣の方々は本当にありがとうございます。


試合のホイッスルがなり、チームは勝利し、めちゃめちゃ嬉しかったです。しかし、まあるたちやみんなが泣いている中、自分は情けなさや悔しさで涙が出なかったです。まともなプレーが出来ず、情けない気持ちでラクロス人生が終わってしまい、不完全燃焼です。


大学生活はとても短いです、4年間しかありません。授業や遊び、バイトや様々なことがあり、その中でラクロスをできる時間は多くはありません。


怪我をしている時間はとってももったいないです。もちろん怪我をしてしまうのはしょうがないことです。それでも怪我をしないために予防できることはいっぱいあります。アップを真面目にやる、ダウンを毎回きちんとやる、違和感があったらすぐやめる、トレーナーに相談する。やれることはきちんとやりましょう。


怪我で休んでいるのはもったいないです。もちろん怪我をしている中でもやれることはあります。それでも、練習するのが一番ラクロスが上手くなれます、それは間違えないです。


怪我で後悔のないようなラクロス人生を歩んでください。


少しネガティブな内容になってしまいましたが、このラクロス部での時間はとっても楽しかったです。ラクロスがなければ本当に真っ白で何もない大学生活で終わっていました。一年生の時遅れてでも入った決断は間違っていなかったです。



最後にメッセージを送ります。



膝へ


最後まで走り切ってくれてありがとう。毎日痛かったよな、練習後は歩くのも痛い日が多かったよな、もう休んでいいぞ。


引退ブログでは同期や後輩に向けてメッセージを書くのが一般的だと思いますが、シラフでは恥ずかしいので、また会うと思うので、直接会って伝えたいと思います。ここでは自分の膝へのメッセージだけにしときます。


怪我だらけの3年間でしたが、めちゃちゃ楽しかったです!!


普通にちょっと寂しいです。


今までありがとうございました。



14谷侑樹