2024リーグ戦ブログ | 東京農業大学ラクロス部 男子

2024リーグ戦ブログ




平素よりお世話になっております。3年の水島秀斗です。農大ラクロス部に携わっている全ての方々にお礼を申し上げます。今回は、リーグ戦ブログということで、自分の感じたことを以下のテーマに沿って率直に書いていきたいと思います。


【テーマ】チームとして勝利を掴む意味



 最近、練習の成果や試合での貢献度について、納得できる結果が出ていないと感じることが多く、もどかしさを覚えている。この状況を打開するために、リーグ戦初戦の駒沢戦を振り返りながら、どうすればより良いプレーができるのかを考えてみる良い機会だと思いこのブログを書かせていただきます。



初戦では、「プレーが固すぎる」「普段通りにやってくれ」と言われることがありました。そのたびに、「どうして自分のプレーがうまくいかないのだろう」と考え込んでしまい、自分自身にばかりベクトルを向けがちだった。つまり、プレー中の自分の焦点が常に「自分の失敗をどうカバーするか」に向けられてしまい、チーム全体のとして徹底すべき事や戦略を見失っていた。



 ここで思い出したのが、小笠原佳祐さんの「ベクトル」についての話だった。彼は、「ベクトルを自分に向ける」とは、ただ単に自分を責めることではなく、自分以外の視点から自分を見つめ直すことだと言っていた。例えば、プレー中に自分に向けているベクトルが、自分の内面にばかり集中していると、そのエネルギーは外に向かず、チーム全体の動きにも良い影響を与えられないということである。




 実際のプレーでこれをどう活用するか考えてみた。私は、試合中にミスをすると「自分は何をしているんだ」とつい内向きの思考に陥りがちだった。しかし、それでは視野が狭くなり、次の動きにも悪影響を与えてしまっていた。そのため、これからは「自分のプレーをどう修正するか」だけでなく、「このミスをどうやってチームのために活かせるか」を考えるように心がけたいと思っている。例えば、駒沢戦で自分がパスミスをした時、頭の中で「またミスした」と自分を責める思考にとらわれてしまっていた。しかし、この考え方を参考に、次の日からの練習では「自分が外したからこそ、次のプレーでチームがどうリカバリーできるか」をすぐに考えるように意識しました。このように、視点を変えて他のプレーヤーやチーム全体の動きにベクトルを向けることで、自分の焦りも軽減され、より良いパフォーマンスができると解決策を見つける事ができた。




また、ベクトルの始点を自分以外の視点に置くことも重要であると書いてあった。自分の考えに固執せず、周りの状況を冷静に見て、どの位置からでもチームに貢献できるような動きを意識することが求められる。これにより、ベクトルの大きさ、つまり自分がチームに与える影響も大きく変わってくる。自分だけでなく、チーム全体の視点を持つことが結果的に良いプレーを生むのだと実感した。



今年、チームとしてメンタルコーチングを導入し、心の持ち方や考え方を共有する機会が増えた。その中で学んだことを生かし、今後もチーム全体のベクトルを一つの方向に合わせて、くわっちの思いものせてまずは、2部昇格という目標を達成していきたいと思っています。



皆様の応援が本当に力になります。ここまでブログを読んでいただき本当にありがとうございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。