特別大会にむけて 〜4年 大山高弥〜 | 東京農業大学ラクロス部 男子

特別大会にむけて 〜4年 大山高弥〜

未来へ繋ぐ


特別大会まで残り数日となり、4年目のブログを書こうと思うとなんだか寂しいなという気持ちが1番に出てきた。


4年前入部した時から、農大の目標は一部昇格だった。
別に自分が決めんじゃない。
最初から先輩達はみんな一部昇格と言っていた。
入った時からその目標に疑問を持つことなんてせずに、楽しいラクロスを続けてきた。


だけど、去年やれると自信のあった代だったけど、蓋を開ければ下入れ替えに行っていた。


やることはやってきた。
何が悪かったんだ。
負けが続くリーグ期間中、それまでの過程を振り返ってもあまりピンとくる答えは見つからなかったと思う。


だけど、今その答えとして言うなら、一部昇格への思いが軽かったと思う。


勿論去年も一部昇格と思ってた。
だけど、それ以上に自分の活躍それが一部昇格よりも気持ちが上だった。


新チームになって、去年の借りを返すと、自分達の代で一部にあげると意気込んだけども、それも明確な答えではなかったのかもしれない。



コロナ期間、もしかしたらリーグ戦がないかもしれない。
どのようにして引退していくのか。
どうしたら試合が無くても、満足がいくか。
そもそもなんで一部昇格したいのか。


こればっかりを毎日のように考えていた。
その答えとして、『未来へ繋ぐこと』。


もし、自分達の代で勝てなかったとしたら、今までの農大を変えられなかったとしたら結局未来に託して引退することになる。


そうやって、20年間一部の壁に泣いてきた偉大な先輩達が未来に託してきたんだと思う。


その想いを受け取って、また未来に繋げていく。


ちょめさんや、せいやさんのひたむきに努力する姿、馬さんの熱い気持ち、うたきさんの様に背中で魅せるプレー。


自分は、沢山の先輩の背中を見せて貰った。
先輩達の悔しい姿も見てきた。
その悔しさを背負って、次は自分達が示していく番。


未来の農大が同じ道を歩まぬように、今までを変えていけるように、勝てる組織になれるように、未来を変える為に今を変える。


そんな風に思えたら、自粛期間とか関係なくただラクロスとチームに向き合えたと思う。


でも今を頑張らなきゃ、今を変えなきゃ未来は絶対変わらないと思う。
そのために勝ちにいく。


勝つことで、応援してくれる方々に感謝を。
勝つことで、後輩達に自信と勇気を。


それが自分達の代でリーグ全勝するってことなんだと思う。


4年生
背中見せるったって、そんな簡単じゃなかったな。
何をすれば響くのか、どうすればチームがついてくるのか。
結局その答えはまだ出てないね。

でも俺らの代が変わったきっかけだねって言われるには、やっぱり懸けることしかないよね。
ずっと勝ちを求めてやってきた代だから。


手のかかる後輩達に最後くらいかっけぇ背中見せてやろうぜ。


さぁ、4年間の全てを懸けて今を変えにいこう。
農大、勝ちにいこうぜ。


懸けろ

4年 DF 大山 高弥