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今日でチャイが亡くなってから、丸7日が過ぎた。
まだ書けずにいる、チャイとの最後の日々を書いていく勇気はないけど、
私は仕事をし、夫も仕事に出かけ、ノンちゃんは留守番をする毎日が始まっている。

冷蔵庫の中にあった、チャイの食べかけの缶詰が、今夜の分で全部はけた。
明日からチャイのお供え物は何にしようかな。

考えないように、考えないように、毎日を過ごしているのだけど、
チャイが使っていたお皿、チャイが好きだったバルコニー、チャイの服などが目に入ると、
ふとしたきっかけで静かに想いが蘇る。

それは決して悲しいだけの感情じゃない。
安寧の日々に浮かぶ寂しさ。
チャイがもう苦しまず、身軽になったことへの安堵感。

ペットロスはない。
というよりは、ペットロスであるという自覚はなく、うわべだけの部分で生きているような感覚。
毎日笑うしたまに怒るし、でもどこかで引いてそんな自分を見ている。

チャイが生き抜いたこの半月のこと、まだ書けずにいるけど、
チャイが頑張っていたこと、最後まで生きる気満々だったこと、誰よりも私を愛してくれていたこと、
そんな彼の生き様を、ここに記すことが出来たらいい。