家に誰かいるというのは、こんなにも安心出来るのか。
高度経済成長期に想いを馳せる。
夫が送ってくれた写真…これでもチャイはご機嫌だったらしい。
チャイはゆっくりとコタツで過ごしているとの連絡が来た。
うん◯2回
ゲリピ3回
腸が動いていない状態で、なおかつ食べていないので昨日まで全く出なかったうん◯。
なぜ今…もしかして？…期待をしてしまう。
昼休みに帰宅。
水を飲んでいるチャイさん。
積極的に水を飲んでくれている。
腎不全が進行しているので水はたくさん飲まなければいけない状態。
夫と二人がかりで、栄養と水分補給のAPEEを飲ませる。
美味しいミルクみたいな匂いのする液体だ。
チャイのこの表情がAPEEの歓迎具合を物語っている。
シリンジで口角の部分から少しづつ流し込む。
チャイはとにかく嫌で仕方がないが、こちらも飲んでもらわないと仕方がない。
絶対的にカロリーが足りていない中で、唯一の栄養補給源なのだから。
そのあとの出来事だった。
食器を片付けている夫をじっと見て、何か物欲しそうな視線を送るチャイ。
まさかまさか…
「チャイ…ごはん？」
舌をぺろっと出し、食べたい、の意思表示。
私たちは震える手でご飯を用意した。
チャイが…食べた！
全く食べ物を口にしなくなって3日ぶりのごはんである。
おやつを含めなければ自発的に食べるのは1週間ぶりのことであった。
今日のトップに貼った写真は、この写真を友人が加工してくれたもの。
チャイがイケメンすぎる。
生きる力にあふれている。
これほどまでに夫婦で喜びを共有したことが、かつてあっただろうか。
猫は食べなくなったら1週間もたない…
その言葉がグルグルと頭の中を回り続けた1週間であった。
こんなにも幸せなことはない。
チャイはダークサイドから戻ってきたのだ。
その夜、チャイは食べ飽きていたと思っていたa/d缶も食べてくれた。
体調が悪くて食べられなかったのだね。
チャイのこの顔が、食いしん坊のこの顔が再び見られるなんて。
チャイは復活した。
復活の切り札はＣＣＮＵ(ロムスチン)という抗がん剤であった。
切り札はあと何枚残っているのか分からない。
しかし、食いしん坊のチャイが再び美味しいものを食べられるようになったことは、
この時、奇跡に近いことだと思えた。
ごはん)
金缶とa/d缶を食べる
特記事項)
うん◯内訳
1回目 固い
2回目 柔らか
3回目 少しゲリピ
オシッコ数回
水飲み 3〜4回
シリンジ食事 3回
その後
4回目のウソコー発見
チャイさん
さっきからトイレ3回目
ついにオシッコ黄色くなくなって透明になった
輸液の注射しないと
( ´ ▽ ` )ﾉ
以上 夫レポ
薬)
フォルテコール
ウルソ
ランソプラゾール
サプリ)
イペットS