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🌏未来情報🌏
世界初!H&Mが店内リサイクル施設「Looop」オープン。2030年までに持続可能な原材料100%へ
https://ampmedia.jp/2020/11/08/clothes-recycling-facility/

💁情報キーワード💁
#世界初 #H&M #アパレル
#リサイクル #スウェーデン

📝概要📝
2020年10月、ファストファッション産業を代表するブランドH&Mが、スウェーデン・ストックホルムの店舗内にリサイクル施設「Looop」(ループ)をオープン。

同施設の利用料は、H&Mのロイヤリティプログラムのメンバーは100スウェーデン・クローナ(約1,200円)、メンバー登録をしていない場合は150スウェーデン・クローナ(約1,700円)。すべての収益は、素材に関する研究費用にあてられる。

1980年代以降、衣類の総量は400%も増加しており、そのうち85%が焼却、あるいは埋め立て処分されている。国民1人あたりの衣類の購入がヨーロッパでもっとも多いとされるイギリスでは、毎年100万トン以上の衣類が購入され、そのうち約30万トンが処分される。

H&Mは、循環型でポジティブなファッション業界の実現に向けて、使用素材をリサイクル、またはサステナブルに調達された素材への切り替えを進めている。2019年には57%を達成し、2030年までには100%の切り替えを目指す。

💡私たち一人ひとりができることは?💡
資源の持続可能なソリューションを提供するイギリスの慈善団体WRAPによれば、衣服のサプライチェーンに関わるすべての企業で衣服の寿命が3ヶ月長くなった場合、二酸化炭素、水、廃棄物への影響を3%削減でき、9ヶ月になると最大10%改善するという。

近年、ファッション業界では古着市場が世界的な盛り上がりを見せている。米国の古着売買プラットフォーム「thredUp」では、2014年に北米全域から400万点のリサイクル衣類が集まったのに対し、昨年は2100万点に増加。同社の調査によれば、北米のすべての人が新品の代わりに中古品を1点購入した場合、20万トン以上の廃棄物と260万トンの二酸化炭素を節約することができ、これは50万台の車が1年間道路から消えることと同等なのだとか。

💬一言💬
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