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カーボンフットプリントに応じて食品の値段が変わる、スウェーデンのスーパー
https://ideasforgood.jp/2020/10/21/climate-store/


💁この記事のキーワード💁
#カーボンフットプリント #気候変動
#スウェーデン #気候ストア #新しい取り組み


📝概要📝
スウェーデンの大手食品ブランドFelix(フェリックス)


同社がオープンした新たなスーパーでは、売られる食品の価格がカーボンフットプリントに基づいて計算される。

たとえば遠くで生産され、輸送された食品ほど、値段も高くなる仕組みだ。

また、肉などの動物由来の食品は多くの場合、植物由来の食品に比べて生産過程でより大きな影響を環境に及ぼすことがわかっているので、こちらも値段が高くなる。

「気候ストア」と名付けられたこの店舗では、“CO2e”と呼ばれる独自の通貨が用いられている。食料品の値段は炭素排出量(kg)=CO2e で表示され、買い物客は毎週 18.9 CO2e の予算内でやりくりすることを目指す。

斬新なこの仕組みは、つまるところ消費者が支払うコスト(お金)と地球が支払うコスト(環境負荷)の物差しを一致させているのだ。New Foodの報道では、Felix社のマーケティングマネージャーであるトーマス・フェーバリ氏は、「私たちの顧客は、予算内でランチボックスを詰め合わせる体験を通して、自ら多くの発見をするでしょう。」と語っている。

気候ストアの取り組みに加えて、同社は自社商品の中でカーボンフットプリントが一定の基準よりも少ない物には、パッケージに新たなマークを表示することも計画している。


💬一言💬
非常に興味深い!
最近カーボンフットプリント、カーボンフリーというフレーズをよく耳にする気がする。
環境意識を持っている人がこうした指標があることでアクションを取りやすくなる。
2030年までの10年はこうした環境にいいアクションを提示できるかがより重要度が高まる!?