探偵社＆法務事務所 経営者 野田知宏の本音ブログをご覧いただきありがとうございます。
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知人の探偵社さんから面白い？調査のお話を聞きました。
ある会社の創業者である会長からの依頼で、事務員Aと営業社員Bが性的関係を伴う交際しているかどうかという調査だった。
結果は「真っクロ」
その後、営業社員Bは解雇された。
一見どこにでもある社内不倫の調査に見えるが、実は不倫ではなかった。
会長は事務員Aのことがいたくお気に入りで、とても目をかけていたらしく、それに手を出した営業社員Bが気に入らなかったという理由で解雇したというわけだ。
ひどいエロじじいだなぁ思うのが普通かも知れないが、営業社員Bももしかしたらちょいとアホなのかも知れない。
会長は事務員Aのことがお気に入りなのは、事務員Aと営業社員B、その他の社員もそれを認識していた。
つまり、事務員Aに手を出したらどうなるかということくらい誰でもわかるということだ。
相手は、そこそこの規模の同族会社で創始者である会長だ。
奥義「鶴の一声」を発動すれば、平社員の一人や二人クビにすることくらいわけがない(^▽^;)
そして、本当の理由を言わなくたって難癖をつけて辞めさせることくらい造作もないことだろう。
仮にクビにならなくても、窓際に追いやられ、一生日の当たらないところで飼い殺しにされることだって容易に考えられる。
良いことなのか悪いことなのかは別として、これが多くの会社組織だというのが現実だ。
営業社員Bが、バツイチ子持ちである事務員Aに、解雇のリスクを恐れず本気で惚れていたのか、ただの火遊びだったのかは知らないが・・・。
前者ならともかく、後者なら、営業社員Bはエラい高くついたという訳だ。
会社組織というものを全く理解していないという愚かさが生ん哀れな結末である。
会社組織では、どんな理由であれ、上に目を付けられては生きては行けません。
もちろん、この場合、理不尽なのはエロじじいだろう、しかし、この程度の理不尽は、会社組織ならそこら中に転がっています。
この程度のリスクを回避するのは、会社組織で働くなら、必要不可欠なことなのです。
昨今、世間では特にセクハラなど男女が絡む問題には、特に過剰に反応します。
我々は、会社組織に居たら、いや、居なくても、そういったリスクを回避しなければなりません。
実は野田、前職で500人以上の規模の会社の取締役だったのですが、常に心がけていたがあります。
当たり前の様で意外と気を付けている人が少ないことです。
まずは女性従業員と話をするときは一定の距離をとって話すようにして、肩などでも女性の体には一切触れない様にしていた。
電車に乗るとき（電車通勤）は必ず、つり革（金属の棒の部分含む）を握るなどして痴漢と間違われない様にしていた。
女性従業員の労をねぎらって食事等に連れて行くときは「仲の良い子も連れておいで」と必ず複数の女性社員と行く様にして２人ではいかない様にしていた。
今の世の中「サラリーマンは気楽な稼業」ではありませんね(^▽^;)
お粗末様でしたm(_ _)m