4月1日、「中国製餃子中毒事件等の調査及び、今後の対応について」と題して農林水産議員政策研究会が開かれた。
 冒頭に、食の安心・安全小委員会座長として野田国義議員が「中国産冷凍餃子薬物混入事件の容疑者の身柄拘束を受け、国民の関心の高いこの事件解明・調査を進めるとともに、食の安心・安全について議論していきたい」と挨拶し、各省庁の説明が行われた。
 出席議員から、「外務省の対中国への対応が甘い」「警察庁は拘束された被疑者に対して何も出来ないのか」など不満が述べられるとともに、中国からの輸入冷凍食品が4割ほど減っている現状などから、真に食の安心・安全を守るために今後の政府間での高いレベルでの交渉の必要性が認識された。
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