みなさんこんばんは。


皆さんは『経理』という部署にどのようなイメージを

持っているでしょうか。



・細かいことをしつこく言う?

・いつもPCに向かって事務仕事をしている?

・何をしているのかよくわからない?



実際に経理部に所属をして、仕事をしている私から見て、

上のような印象は概ねそのとおりだと考えます。



会計という分野は細かいことが法律で定められており、

そのとおりに処理をしないと会社が罰せられる。



細かい法律を守るために経費についてうるさく口出しをし、

正確な処理をするために事務仕事に時間を割き、

専門外の方から見ればそれが何になるのかよくわからない。



また私は、予算の作成や、予算に対する実績の更新を行なっています。

会計数値は会社にとって最も客観的に自社の状況を見られる数値です。

どんな経営判断をする場合にも、予算や会計実績を無視して

進めることはできないと考えます。

だから毎月、必ず決まった形で集計を行います。



ところが、その結果として出来上がるものは、


・毎月、代わり映えのしない仕事

・過ぎ去った過去のことを集めて、まとめているだけ


といった印象に取られる集計資料です。




理解されない。

そのように感じる事も多々あります。





ですが、毎月同じ事しか出来ていない自分の仕事にも

疑問を感じます。



正確な集計が必要ならば、機械にやらせればいい。

人が時間をかけて集計するよりもずっと正確で早いはず。



それよりももっと、会社の事を理解しなければならない。

会社は数字の情報だけでも、数字以外の情報だけでも

経営することはできないません。



会計数字が専門知識が無くては読めないものである以上、

数字のスペシャリストである経理が、会社の事をよく理解し、

経営に深く関わっていかなければならないと考えます。



むしろ、それこそが経理の本来の役割と言えるでしょう。



2013年度もまもなく終了。

2014年度は本当に必要とされる経理となるため、

多くの場に顔を出すことで会社で起きていることを理解し、

それを数字と結びつける仕組みを作ります。



決められた枠組みの中で仕事をするのではなく、

本当に必要な事を形にする仕事をしていきます。