こんばんは、茨城れいわの会、野田ひろひさです。

政治活動をしている時に問題なのがお昼御飯です。

外食もコンビニも高いし、自転車だと弁当箱を広げるのも場所が無いんです。

仕方がないので、おにぎりを持っていきます。

中身は、カット野菜、豚肉、玉ねぎを味噌で和えたものです。

寒い日は、一味を振りかけて少しでも体を温めるようにしています。

のりを巻いたら最高です。

ここ一、二ヶ月くらいは毎日そんな感じのお昼です。

あー、つけ麺が食べたい。

 

今日農家の方にお話を伺ったら、

「近所の方から、ちょっともみ殻が飛んで行っただけで、『家が汚れて困る』『儲かってしかたないだろ』という心無い事を言われた」とおっしゃて落胆されてました。

その方は、美味しいものを皆さんに届けたいという利他の精神で体に無理をさせながら頑張ってこられた方です。

その無理がたたって体を壊され、連日病院で検査の毎日だそうで、明日も検査と言ってました。

高齢で体を壊すと、検査そのものがかなりの負担になり、ぐったりし、時々せき込んでいらっしゃいました。

あまり長居をして、これ以上に負担をかけてはいけないと思い、早々にお暇しようとしましたが、誰かに聞いてほしかったんでしょう、吐き出すように心情を吐露され続けていました。

政府は農家潰しともいえる政策に舵を切り、コメの買取価格を下げ、作れば作るほど赤字になるような状況に追い込みました。

酪農は経営を難しくさせておいて、市場にバターを足りなくさせました。

なんとか頑張って生乳を増産させると、今度は『牛乳を捨てろ。牛を潰せ』です。

全く儲からないにもかかわらず、『美味しいものを安く確実に届けたい』との思いで農家さんは頑張ってらっしゃてるのです。

にもかかわらず、無理解と心無い言葉を浴びせられると、『一体何のために頑張っているのか』とガックリきて一気に体にガタがきてしまいます。

せめて国が高く農作物を買い、所得を補償してあげるべきです。

それは農家さんの保護だけではなく、この国の安全保障に関わるからです。

この国の食料自給率はカロリーベースでもわずか37%。

実に63%を輸入に頼っているのです。

有事の際には、食料の輸入が止まり、10人に6人が餓死してしまう計算です。

いくら防衛費を増額しても国民がいなくなったら、簡単に上陸を許し、あっという間に占領されてしまいます。

米国の農家を肥えさせる暇があったら、日本の農家を守れって話ですよ。

この取手市でも農地を買い取り、巨大なショッピングモールを作ろうとしてますが、本当にそれでいいのでしょうか。

かつて取手にイオンの前身、ジャスコができ、小売店が軒並み潰されてしまいました。

そして採算が合わなくなると、経営戦略上の撤退をされ、隣町に行かないとパンツ一枚買えないという事態に陥りました。

高齢化の進むこの取手で巨大ショッピングモールができると、今度は街のスーパーが潰される可能性があります。

そして採算が合わなくなってまた撤退となると、今度はどこで買い物をすればいいんでしょうか。

取手は肥沃な大地で、農業に適した土地です。

農業による街おこしだってまだまだやれる事はあると思います。

賛否はあると思いますが、目先の便利さ、目先の利益にとらわれず、もっと俯瞰して、長い目で見て、何が一番取手市民にとってベストな選択なのか。

今一度議論してもいいのではないでしょうか。

高齢者の為に、子供たち、孫たちの未来の為に。