こちらではお久しぶりですね。

さて、明日はお馴染み池袋手刀でのライブです。
先日発表しました様に、7月でMagromanceは一旦活動を休止致します。
泣いても笑っても今の編成のMagromanceはあと2回。

明日は無料配布第2弾と新しいシングルのリリースも控えておりますが、せっかくなのでそのお話しを少しだけしてみたいと思います。
今までこういう事はあまりしてこなかったけど。

「Secret Room」は妖しげでジャジーなナンバー、sinさんもギターボーカルとして演奏に加わってくれています。
初めて披露したのは去年の5月だったでしょうか。
sinさんのシャリっとしたクリーントーンと私のクランチの重なり具合が聴いていていい塩梅だなぁと思ったり、彩玻さんのタイトなドラムやMagiaさんのジャジーなニュアンス溢れるベースソロは聴きどころですね。
音源には入っておりませんが、ライブでsinさんがやっている間奏の手拍子は私密かに好きなポイントです(笑)。

「砂上の祈り」は何度かツイッターで書いたかもしれませんが、私にとって特に思い入れのある曲です。
曲を作る時はこういうコンセプトの物を作りたい!と思ってあれこれ思い悩んでこねくり回す時と、まさに一瞬の閃きで曲が降ってくる時があるのですが、この曲はこういうコンセプトのモノが作りたい!と思った瞬間にアルペジオのパターンが降ってきたという素敵なコラボレーションだったのです。まぁ、そこからはいつもの通りあぁでもないこうでもないと思い悩んだ訳ですが。
この曲を作っていた時が時期的に色々な事を考えたり決断したりしなくてはいけなかった時で、音楽やギターに対する想いだとか、そもそもどうして私は此処に居るのか?と、いうような想いが少なからず反映されてこの曲が出来たと言っても過言ではありません。
心の中で輝く1番星に想いを寄せて捧げた様な感じかな。
全ての曲に魂を込めて音を奏でておりますが、この曲は特にその要素が強く、ギターソロの起承転結、ニュアンスと音のトーンは特に力を入れた部分なので耳を澄ましてみて下さいね。

イメージは冷たい砂漠の星空というものがあるのですが、sinさんが素敵な歌詞とメロディーをつけてくれてMagromanceを代表するナンバーになったと私は勝手に思っています。
この先また曲を作る事はありますが、2015年6月時点ではこれが最高傑作で墓場まで持っていきたい程です。大袈裟(笑)!
この度、きちんと音源としてリリース出来てとても嬉しく思っています。

明日リリースの2曲について少し暑苦しくお話しをしてみましたが、如何でしたでしょうか?
残すところ2回のライブですが、今この瞬間にお立ち会い頂くご縁がある事を願っています。
6.16 池袋手刀にて19:55頃よりお待ちしております。