最近では
自分で 楽譜を 作る・・・
というか セットアップ することができます
ミュッセ｜ピアノ楽譜宅配・自費出版サービス「ミュッセ」- オリジナル楽譜集をお届け (musse.jp)
十年くらい前に
私は この ミュッセのサービスを使って
楽譜を 作りました
表紙のデザインも 曲も 曲順も タイトルも
全て 自分で選ぶ オリジナル楽譜になります
スクリャービンさんの 曲を 数曲
組み合わせたもので
当時 楽譜として見つけることができなかった
曲ばかりを 集めて 作った楽譜です
スクリャービン って 正確には
レクサンドル・ニコラエヴィチ・スクリャービン さん
なんですね
1872年に生まれ 1915年に亡くなられました
スクリャービンさんの楽譜は
春秋社 の世界音楽全集で７巻あり
沢山の楽譜が出版されてますけど
どうしても 弾きたかった
小品 や 詩曲 の楽譜を
見つけることができずに
自分で セットアップすることになりました
この楽譜には
３つの小品 Oｐ.45
３つの小品 Oｐ.49
４つの小品 Oｐ.51
３つの小品 Oｐ.52
４つの小品 Oｐ.56
２つの小品 Oｐ.57
２つの小品 Oｐ.59
を 入れています
それぞれ 小品 となっていますが
それぞれに
夢想 とか たよりなさ とか 翼のある詩曲 など
タイトルが付いています
全体的に
はかない感じの曲が多いように思います
このうち Op.52 の第３曲
やつれの詩曲 を弾きました
曲の揺らし方やニュアンスが大好きです
話は変わりますけど
スクリャービンの詩曲をコンクールで弾いて
大失敗した 苦い思い出があります
コンクールのために選んだ
スクリャービンの詩曲 は
オクターブを超えて 音が飛ぶ
ミスタッチを起こしやすい曲でした
同じコンクールに出場して
私より 先に演奏し終わった友人が
このピアノ 黒だけの鍵盤があって
弾いていて驚いた と教えてくれました
訳が分からないまま
本番の演奏を迎えたんですけど
低音部の音が飛ぶ部分を弾いていた時
黒だけの鍵盤が目に飛び込んできました
なに？ なに？
いつもの 白黒の鍵盤より
更に 低音部に 黒だけの鍵盤が ありました
友人が言っていたとおりです
私は それを 見た途端
弾くべき 音を見失って
演奏を止めてしまいました
ベーゼンドルファー の インペリアル
という ピアノだと 後から知りました
