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本日の旅先アントワープ
2024.6
フランダースの犬の聖母大聖堂
第7週、14ヶ国目。アントワープ、ベルギー。
日帰り。滞在は4時間ほど!
当初は予定していなかったのだが、
①まずゴッホ美術館が予約できなかったので予定が空いたこと、
②ブリュッセルからアムステルダムまで来てくれた友人の帰りの電車がアントワープ経由なこと、
③アムスに入る直前にたまたまオランダ=フランダースの犬と勘違いしていた日本の友人からのLINEで、勝手にオランダだと思って大聖堂に行く気になってたこと。
これらの複合要因により、前日に突然行くことに決めた。
私の個人旅行ではよくある、急に行き先変更である。私の旅行スタイルは何事も柔軟に対応する、がモットーだ。良い面もあるのだが、事前調べが甘くて今回のゴッホみたいなことはたまにある。
まあ、それも人生だ。これがクリムトだったら、フライトを変更してでも見るところだが、ゴッホなら日本にもきっと来るでしょう。
という訳で、ブリュッセルの友人に色々聞きつつ、
彼とは電車で別れてアントワープの街へ!
目指すはフランダースの犬の聖母大聖堂。
ヨーロッパあるあるだが、電車の電線故障のため30分遅れ、教会着いたのが16時。17時に閉まるので、ギリ1時間見学できた。
ガイドのリーフレットと、QRコードの説明が分かりやすく、作品点数はそこまで多い訳ではないが、美しい教会なので、ルーベンス4作品を含めゆっくり見ると1時間はかかる。
片道1時間半かけて来てるので、とりあえず見れてよかった。。
ネロが最後に見ていたルーベンスの聖母昇天の絵(タイトル画像)を含め、日本人だけかもしれないが、涙なくして見られない。
これを書いてるいまも写真見るだけで泣けてくる。
これって今時の聖地巡礼(ある意味言葉通り)というやつかもしれない、といま気づいた。
ルーベンスのキリストの降架と昇架
そして、教会の前にはなんと、ネロとパトラッシュの像が!!友人によると昔はなかったらしく、中国のどなたかのスポンサーで作られたらしい。絶対中国でもフランダースの犬やってたはずほね。ただ現地の人にはきっと謎だよね。。
銅像はちょっとイメージ違う感じではあるが、何にせよ涙なくしてルーベンスは見れないのである🥲
近くの市庁舎を外から見て、ベルギーといえば、ベルギービール🍺、ムール貝、フリッツ、ワッフル。ひとりで半分も食べられなかったけど、フルコース行きました。素敵な街なので、ぜひまたゆっくり来たいと思う。もしまた来るならアムステルダムよりはブリュッセルからかな。
そして何より人が多すぎない。ブリュッセルからたったの1時間、アムステルダムからでも1時間半の近さなのに圧倒的に観光しやすい。
ベルギーチョコは気温高すぎるので今回は諦めたが、ベルギーの方が食べたい物が多すぎるのだ。
前回来たのは、30年近く前。ブリュッセルとブルージュに滞在したが、とにかく楽しかったのと美味しかったのを覚えている。
ベルギーの南の方(ワロン地方)はフランスの影響が強く公用語もフランス語)、フランダース(フランドル地方)=北側はオランダ語。ブリュッセルは中立地帯らしい。
カナダのケベック州、モントリオールでも思ったが、同じ国でも地域で言語が違うという不思議さ。少々カナダとは歴史的背景が違うが、言語が混在していることより、その国の固有言語がないというのが歴史的な理由によるのだろう。
ベルギー語はないし、スイス語、ルクセンブルク語もない。そしてどこも言語が複数ある。
カナダ、南米などでは外来語を使っているが、ちょっと意味合いが違うのは、征服者の国によって言語が違うこと。彼らは本来は現地の言葉を持っていたのに今では小さなコミュニティに留まっている。
実は大学院進学を検討している時、ネイティブアメリカンなどの歴史もちょっと考えていたのだが、少し調べてみようかと思う。(実際は大学院では比較文化学科で翻訳理論を専攻した)
次回ヨーロッパを回る時には、ぜひ再訪したい。
アントワープ中央駅