本日の旅先アムステルダム
2024.6
ザーンセ・スカンスの風車
第7週、13ヶ国目。オランダ、アムステルダム。
4泊5日(正味4日間)
アジェンダ:
・風車(ザーンセ・スカンス)
・旧エルミタージュ美術館
・飾り窓とコーヒーショップと治安について
・ Rijks美術館(国立美術館)
・ゴッホ美術館(入れなかったけど)
・インドネシア料理、リュスタフェル
お昼前に到着したので、そしてお天気も良いので(結局ずっと晴れてたが)午後は風車を見に
ザーンセ・スカンス Zaanse Schansへ。
アムステルダム中央駅から800番のバスで30分ほど。電車もあるようだが、バスの方が楽らしい。
バスを降りると早速風車が見えてくる。
風車に入る共通券あり、17ユーロくらい。
入るなら2-3時間あると良い。5時までなので、
ゆっくりお茶してたら時間足りず断念。
でも、外からでも十分に楽しめる。
そして翌日はブリュッセルから友人が1泊で来てくれるので、合流前に旧エルミタージュ美術館へ。
本物のエルミタージュ(ロシア、サンクトペテルブルク)には行けそうにないのと、カンデンスキー展をやっているのでチャンス!
と思ったのだが、やはりウクライナ侵攻後、2022年に関係を断絶したとのことで、新たに2024年春にH’Art 美術館として生まれ変わったようだ。そのオープン記念として、当館共同経営のパリ、ポンピドーからカンデンスキーが来ているらしい。
いずれにせよ、とても良い展示で(全然違うけど体験型という意味で松本の草間弥生の美術館を思い出した)、ロシア(ソビエト)に翻弄されたアーティスト、カンデンスキーの数々の作品をじっくり見れて良かったと思う。
そして、本家のパリより絶対に空いているはず。
入場券で無料オーディオガイドが借りられる。
H’Art美術館
因みに、入館時にミュージアムパスポートを購入しようとしたのだが、まず値上げしていた(75ユーロ。単館だと22ユーロ)、カンデンスキーは追加料金が必要、ゴッホ美術館はパスポートがあっても予約がないと入れない(因みに3日先まで完売)、ということでリュクス Rijks (王立美術館)とH’Artのみ個別に買うことにした。
H’Artは当日窓口で待たずにに購入できた。
案内もとても親切で、先述の諸々細かく教えてくれた。
ということで、アムステルダム訪問する方はゴッホ美術館は予約必須。少なくとも1週間前には購入のこと。残念ながら入れなかったので、私は次回の課題を残していきます。
そして午後からは、30年ぶりに会う友人と合流してアムステルダムを散策。ランチ後、夕方からはカナルクルーズでチーズとワインのフリーフロー🍷
クルーズは2人のガイドさんがサービスしながら1時間ほどガイドしてくれるので、景色はもちろん内容も楽しくておすすめです。
因みに、アムステルダムは初めて同性婚が認められた街。この日は同じクルーズでニューヨークから来ている女性同志のカップルが船上でプロポーズするというサプライズが!
ガイドさんが、とある橋の下で、ここでキスするといつまでも一緒にいられると言われていると、粋なアドバイスを。
いつまでもお幸せに❣️
カナルクルーズはそこまで混んでなくて快適
夜は飾り窓見学と、コーヒーショップへ。
これは女性だけでは行かない方が良いかも。
(因みに、同伴してくれた友人は190cm、アイスランド人男性。怖いものなしである)
いまだに飾り窓もコーヒーショップも合法で存在はするが、特にマリファナは特定のエリア以外はNGらしい。やはり治安が悪くなるのを抑えているようだ。数年前にアムステルダムのこの地域は一度治安が悪化しすぎて酷かったらしい。そこから再生しようと頑張っているようだ。
H’Artの常設展示。
全然関係ないが、ニューヨークもコロナ以降、治安が悪いらしい。ジュリアーニ市長のクリーン化が成功して素晴らしく観光しやすい街になっていたのに残念だ。アムステルダムもどうにか持ちこたえて欲しいものだ。
そして、翌日はゴッホ美術館がダメだったので、急遽友人のブリュッセルへの帰り道について行き途中下車してアントワープにルーベンスを見に行くことにした。中央駅からインターシティの電車で1時間半ほど。
詳細は別途、アントワープ編にて。
帰国前、最終日はRijks リュクス美術館へ。
ここはレンブラントの夜警、フェルメールのミルクを注ぐ女、ゴッホ数点が見どころだ。
入り口でパンフレットをもらい、上のフロアから見て行くのがおすすめ。フェルメール、レンブラントは2階中央のグランドホールにまとまっており、ゴッホは1階降りてすぐ左手の部屋にある。
私は全部回って3時間ほどかかったが、お急ぎの方は1時間もあれば、見どころは押さえられるだろう。もう一ヶ所、個人的におすすめは図書館だ。
夜警を見たら右に進むと図書館の2階バルコニーに入れる。とても素敵な空間なので、チラリとでも見て欲しい。
フェルメールの
牛乳を注ぐ女
レンブラントの夜警
図書館
そして、お天気が良ければ外庭が超おすすめだ。
私は2日連続で庭でゆっくりしてしまったが、ベンチが埋まる前の朝の方がゆっくりできるかも。
ここで、本を読むなりコーヒーを飲むなり、友達と思い出話するなり、至福の時間を過ごせること間違いない。
ところで、オランダ名物、といえばチーズとコロッケ。これといったオランダ料理はないのだが、オランダはインドネシアを統治していたことがあり、インドネシア料理が有名らしい。
そのなかでも、ジャワ島でオランダ人が考案したバイキング的なコース料理がリュスタフェルといって、だいたい15品以上が小皿で一気にテーブルに運ばれてくる。最低2人以上のオーダーらしいが、おそらく4人はいた方が良さそうだ。
今回は2人なので断念して単品アラカルトにしたが、機会があればジャワ当時で試してみたいものだ。
お隣のテーブルのリュスタフェル