TODAY'S
 
本日の旅先ドブロフニク


2024.6



ドブロフニク、丘の上から眺める旧市街


第5週、10ヶ国目、クロアチア🇭🇷

アドリア海の真珠。海運の街、ドブロフニク。

16世紀後半には、スペイン、オランダに次ぐ海運大国だった。大半の資源が観光。特に6-8月はヨーロッパ中から、(モンテネグロと合わせて)月に300万人もの旅行者が集まる。


クロアチアは1991年と比較的最近、旧ユーゴスラビアから独立した。元々観光地だったドブロフニクは1991年にユーゴスラビア崩壊に伴う紛争で独立を阻止しようとしたセルビア・モンテネグロ勢力によって7ヶ月間包囲され砲撃により多大な損害を蒙った。その爪痕を旧市街の至る所で目にする。

降り注ぐ太陽からは想像もできない悲しい歴史を感じる。


修道院に残る銃弾の跡



さて、我々は旧市街ど真ん中のサービスアパートメントに宿泊。4泊、実質3日半滞在。


ドブロフニクパスがお得で便利

まずは、ドブロフニクパス(通称DBパス)の3日券が45ユーロをオンラインで購入。

城壁に登るだけで35ユーロなので、バス3日券(別途引き換え必要)と要塞、博物館を数カ所行くだけで元が取れる。施設ごとの支払いも不用なので、時間もセーブできる。

1日券は35ユーロだったので、駆け足で回るならさらにお得だ。

バスチケットの引き換えはピレ門広場のインフォメーション奥にあるチケットカウンターで行ってくれる。3日パスなら3日有効のバス券をくれる。


ただし、スルジ山へのロープウェイは含まれないので、別途購入(オンライン購入可能)となる。


行ったところ

城壁の上(1周するのに1時間はかかる)⭐️

Walls of Dubrovnik Dubrovačke Gradske Zidine

海洋博物館(壁の途中、海側にある要塞)⭐️

新市街でランチ

ケーブルカーでスルジ山


モンテネグロ


レクター宮殿⭐️


ロブリイェナッツ要塞 Tvrđava Lovrijenac⭐️

ボカール城塞前の小さなビーチ

ヨーロッパで最も古い薬局(のひとつ)

フランシスカン修道院⭐️

魔女の宅急便の展望台

旧市街の教会群


⭐️はドブロフニクパスで入場可能


旧市街にほとんどの見どころは揃っており、暑くなくて、体力に自信があれば1日で回れるだろう。


ドブロフニク1日モデルルート

ロブリイェナッツ要塞 Tvrđava Lovrijenac

2 ピレ門、ボカール要塞付近で少し海に入る

 (因みにビーサンに水陸両用短パン。海から出ても歩いてれば乾く)

3 城壁を一周(途中で降りると戻れないので、1周すべし)

4 海洋博物館(城壁の中間地点、海際の要塞にある)

5 クロアチア最古の薬局とフランシスカン修道院(ピレ門から旧市街に入ってすぐの道を左に入る。修道院の入り口横に薬局があります。お土産に化粧品が買える)

6 旧市街を海側まで散策

7 ケーブルカーでスルジ山 or 魔女の宅急便の景色が見れる展望所(タイトル写真)

※個人的には後者がおすすめ。展望台とかではないので、行ったときは誰もいなかった。ケーブルカー乗り場から徒歩20分ほど。海側からのルートもあるが、ひたすら階段なので、体力に自信ないと辛い。ケーブルカー側がおすすめ。下りは階段で海を目指しても良いかも。

8 旧市街に戻って、レクター宮殿⭐️

9 旧市街の教会などを見学。夕方5時以降がおすすめ。西日でステンドグラスが美しい。おすすめは聖ウラホ教会と受胎告知教会Church of the Annunciation (remains)

10 日が落ちたら旧市街のピカピカの石畳に映る夕日を楽しみながら散策。


ピレ門横の小さな浜辺

旧市街をぐるっと城壁の上で周ります


Church of the Annunciation (remains)


ドブロフニクはとにかく海が美しい。多くの人はのんびりと海を楽しむために訪問している。

至る所で水が出ているので、ボトルをお忘れなく。

6月で30℃近くの炎天下なので、水と帽子は必須。


ピカピカの石畳は400年以上人々の往来で磨かれたそう。なので、そこに映る光も美しい。そして滑りやすい。スニーカーでは滑りそう。モンベルのソックオンサンダルが滑らず1番歩きやすかった。



このあたりは1年のうち300日弱が晴れ。

洗濯物を外に干しておくと速攻乾く。

毎日洗濯して現地の方々のように窓から干していた。街中裏路地に入ると洗濯物だらけだがw 滑車で洗濯紐が回るので、広く干せて効率的!


あちこちに洗濯紐が!


ドブロフニクの守護神。

街の至る所で見かける聖ブレイズ

(左手にお城を持っている)