6月中旬から夏休みだった子どもたち。
長くて暑い夏休みがやっと終わり、感染増加の為、通常より一週間遅くはなったものの9月10日から新学期が始まるはずでした。
それに向けて街の本屋やスーパーで教科書・文房具を揃えたり慌ただしく過ごしながらも、
やっと学校が始まって自分の時間が長く持てることを楽しみしていました。
早くテレビもゲーム音もしない落ち着いた時間を半日でも過ごしたい…
が、始まりを目前に突然新学期が10月1日まで再延期に!
ただでさえ長過ぎる夏休みに疲れていたのにーー(-_-;)
長い夏の間、プールには何度も行きましたが、暑い中それ以外に行くところはなく、
感染増加で街から移動する規制も一層厳しくなり、再びハンマム、ジム、プールも閉まり、ほとんど家で過ごした夏でした。
息子達(小6&小3)の日課は午前中バトミントンや自転車で体を動かした後、私と一緒に日本語学習。
午後~夜はゲームかyoutubeかネトフリのキッズ用映画で過ごすのが定番です。
家に居るのでどうしてもゲームやyoutube量が多くなってしまいましたが、もう絵を描くとかレゴを組み立てて喜ぶ年齢でもなくなり、「遊び」に親が手取り足取りするのは無理な年になったのを実感しました。
モロッコでは最近12歳~17歳のワクチン接種を開始したところで、学校が始まる前に希望者の接種を済ませたいことが再延期に影響しているかもしれません。
*子供の接種は推奨されていますが今のところ強制ではありません
毎年新学期を前にすると、教科書代の高さを含めた教育費と教育の質のアンバランス感に鬱々とします。
学校の宿題の無い夏休み中、子どもたちに勉強する癖を付けてほしくて、毎日少しずつ漢字や日記や算数をやらせてきましたが、日本で学校へ行くことに比べたら全く足りないんだろうなぁ…
多言語が身に付くとはいえ、果たしてモロッコで学習することは子どもにとって利なのか不利なのか…
実際私の実家の地域は田舎でほとんど費用の掛からない町立学校があるだけ。
それでも設備や教員の質はここの私立より圧倒的に上。給食費、医療費も中学生まで無料です。
それがどれだけ贅沢なことかモロッコに居るとよく分かります。
しかし親の仕事がある場所に子どもが住むのは子どもの宿命。
そしてやっぱり短い子供時代は家族一緒に過ごしたい。
そんなこんなで10月1日まで、またコツコツと日課をこなす日々が続きます。