カフタンを作ったのに忍者になった | ラクダと旅する日常

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ラマダンも残すところ一週間。

ラマダン明けのライード(祝祭)では服を新調して親族に挨拶回りする習慣があります。

女性はラマダン中にライード用の新しいジュラバを仕立てるので、仕立て屋はラマダンが書き入れ時。

ライードが近くなると子どもに服や靴やおもちゃを買うので街も賑わいます。

 

ただ昨年はライードもそれぞれの家で過ごしたし、一年以上観光業が止まり、今年も親族に挨拶回りする状況にないので服を仕立てる人も少ないかもしれません。

 

私は服は基本日本で買っているので、気付けば2年近くまともに服を買っていないことになります。

服を日本で買う理由は色々ありますが、一番はここのサイズが日本人体形に合わないこと、そして既製服は日本の方が質が良いのに安かったりもします。

この世の中、ほとんど外出しないので着てない服の方が多くて新調する必要も感じないとはいえ、

この夏もモロッコで過ごすことが濃厚なので、偶には自分用に服でも作ってみようかと、ずっと箪笥の肥やしになっていた生地を取り出しました。

ここは手作りの服で堂々と歩ける国なのだから、買うより作るべし!

 

以前作った商品用チュニックの型紙を使って、袖に大きなスリットを入れて、涼しいデザインに。

 

 

カフタンやジュラバの顔とも言える胸元は縦に長く縁飾りを使うつもりが、それを説明する前に縫子にあっという間に縫われ、イメージと違うものに…シンプル過ぎたのでモロッコ衣装のボタンを付けました。

 

 

これはこれで良しとしよう。

一枚羽織ってハヌート(コンビニ)に行く普段着カフタン。

マスクでアラブというより派手な忍者になっていますが、ほんとにこういう恰好の方が目立たないんですよ…!

 

 

 

 

モロッコ雑貨とモロッコインテリアAtelierFOUKARI

 

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