こんにちは、医学生のノコです!
この記事では、スイスの鉄道会社SBB(日本でいうJR)が販売する1日乗車券「Saver Day Pass」の購入方法、利用方法についてまとめていきます。
今回私はミラノ→スイス(グリンデルワルド)国を跨ぐ移動を計画しており、
Euro City(EC)という国際列車で移動しました。その際に利用したのが「Saver Day Pass」です。
そもそも、「Saver Day Pass」とは、どういった券でしょうか?
利用可能区間などについてはこちらのサイトを参考にしましたので貼っておきます↓
https://www.myswissalps.com/travel-ticket/saver-day-pass/
こちらのサイトはすべて英語ですので、まとめると、
・「Saver Day Pass」はスイス内のほとんどの鉄道、トラム、バス、湖船で使える1日乗車券
・お値段は最安で52CHF。利用日が近づくほど販売価格があがる(早く買えば買うほど安い)
・返金、変更不可
という感じです。
スイスと言えば、ハーフフェアカードが有名ですね。120CHF(日本円で約2万円)の券で、スイス内の主な鉄道、トラム、バス、湖船を半額で利用できます。
高額な登山鉄道などを利用する際は、ハーフフェアカードを利用したほうがお得ですが、私はその予定はなかったためハーフフェアカードは購入しませんでした。
では、具体的な「Saver Day Pass」の利用方法についてです。
今回私はミラノ→スイス(グリンデルワルド)国を跨ぐ移動を計画しており、
Euro City(EC)という国際列車で移動しました。
しかし、「Saver Day Pass」はスイス内でしか使用できないため、イタリア区間のチケットは別で購入しました。
スイス区間はスイスの鉄道会社SBBで、
イタリア区間はイタリアの鉄道会社TRENITALIAでチケットを購入したということです。
チケットは2枚ですが、乗り換えは必要ありません。
イタリア、スイスは改札が存在しないため、電車内で車掌が巡回して、チケットの確認を行います。
イタリア区間ではTRENITALIAのチケットを、スイス区間ではSBBのチケットを見せればいいだけです。
具体的に言うと
Milano Centrale(ミラノ中央駅)→Dmodossola(ドモドッソラ)はイタリア区間
Dmodossola(ドモドッソラ)→スイス区間
です。
QRコードを見せればいいので、携帯にチケットをスクショするなりして保存しておくといいです。
私は心配だったため、一応印刷したものも携帯していました。
ここで注意点があります。
イタリア区間は座席指定ができますが、スイス区間では座席指定ができません。指定席という概念がないのです。
そのため、スイスからイタリアに移動する際に座席指定していても、スイス区間内では自分が予約した席に知らない人が座っているなんてことはよくあるそうです。
実際私がスイスからイタリアに戻る際も社内の至る所でそういった事象が起こっていました。
私はチケットを見せ、予約している旨を伝え、席を代わってもらいましたが、面倒ではありました💦
ただ、予約している席に人がいるからと言って、他の席に座ってもそこはまた違う人が予約している席かもしれないので言うしかなかったです。
国際列車ならではの問題ですね。
以上、「Saver Day Pass」の購入方法、利用方法について紹介しました。
ご高覧ありがとうございました。