ここまでお読みくださった方は、NOCOが幼稚園時代いかに問題児だったか

お分かりいただけたと思います。

 

 

 

でも、NOCOは、そのころ自分が問題児だった認識など全くなく、

担任の先生のことも大好きで、順風満帆な幼稚園生活だとずっと思っていました。

 

ただ、ある1つの出来事がずっと心に残っていました。

 

NOCOが通っていた幼稚園では、クラスごとに交代で園の屋上でお弁当を食べるのでした。

教室で食べるのと違って、屋上で食べるときは、敷物をもって

好きな場所で食べていいんです。

なので、みんなちょっと特別な気分です。

 

そして、園庭でお弁当を食べるときだけは、先生とおかず交換ができたのです。

とはいえ、おかずの数に限りがあるので、毎回2,3人しか交換できません。

NOCOはベビーブームのお子様だったので1クラス30人ほどいるため

先生とのおかず交換はとても限られており、

みんなが虎視眈々とそのチャンスを狙っていたのでした。

 

ある日、NOCOのお弁当に、「そらまめ」が入っていました。

実はNOCO、そら豆の実物を見るのはその時が初めてでした。

そして、こんな珍しいものが入っている日に屋上だなんて、

「おかず交換の最大のチャンス!」

とルンルンでした。

 

先生の近くに敷物を陣取って、先生がお弁当を開くのを今か今かと

待つのでした。

 

そして、チャンスがやってきます。

先生がお弁当箱を開いたので、NOCOがすかさず

「先生、このおまめさん、先生にあげるチュー」と言いました。

まだ、先生は誰ともおかず交換をしていません。

 

ところが、先生は

「NOCOちゃん、せっかくお母さんが作ってくれたお弁当

好き嫌いしないで、全部食べないとだめよ」

と言って去っていくのでした。

 

そして1年間1度もおかず交換は達成することがなかったのでした。

 

NOCO母は、お弁当にNOCOが嫌いなものを入れるということはほぼなく、

先生はなんで誤解したんだろう?

ずっとずっと疑問で、

(いつもの空想タイムで)

NOCOは好き嫌いが多そうに見えるのだろうか?

そら豆だったのがいけないのか?

先生はそら豆がきらいだったのか?

次回はミートボールでチャレンジすべきか?

 

ぐるぐる、ぐるぐる考えていました。

そして、このことがずっと忘れられずにいました。

 

 

 

・・・・が、大人になって、「実はNOCOには幼稚園退学の話があったのよ~」

とNOCO母から聞いたとき、はじめて合点がいきました。

 

「あぁ~、先生、NOCOのことが大っ嫌いだったんだ。」

「だから、お絵描きの時も・・・お弁当も・・・」

「嫌いな子のお弁当なんて食べたくないもんねぇ~~」

 

いろんな思い出のつじつまが合った瞬間でした。

 

ただ、単に大人になったばかりのそのころのNOCOは、

「教育者なのに先生ってばひどいな。」と思ったのですが、

子供を持つ母になった今は

「ありゃしょうがないわ。」

と思うようになりました。

 

同じ事象でも、こんなにも見方が変わるのね~なんて思うそんな出来事でした。