先生に、図形は書いちゃダメと言われて、もう絵を描くことを挫折してしまったNOCO

 

それからのお絵描きタイムはNOCOの空想タイムでした。

 

 

その頃のNOCO頭の中は考えたいことがいっぱいでした。

その中でも、一番考えていたのは、

 

 

「本物の色はどれ?」

 

 

でした。

 

お外でぼぉ~っと周りを見ているときに、

ふと、日陰と日なたで色の濃さとか、色合いが違うことに気が付きました。

 

お絵描きタイムで、葉っぱを書こうと思ったときです。

これは、どういう色で書くべきなんだろう?

NOCOは悩みました。

 

お日様の下でくっきり見える色が本物なんだろうか?

でも、光の強さによって全然色が違って見える。(光が強いと薄く感じる)

ということは、実は日陰で見える色が本物の色なんじゃないか?

いや、だとしたら、部屋に持って帰った方がもっと本物の色?

 

でも、部屋だって明るいところと暗いところがあるよね?

ということは、部屋の暗いところで見た色が一番本当の色?

 

いやいや、だとしたら、明かりのないところで見た色が本物の色では?

じゃあ、夜に見える色が本物?

でも、それは、電気の色によっても変わるから、あれは電気の色?

ということは、電気もない真っ暗で見える色が本物のはず。

 

???

真っ暗だと、赤も緑もなにもわからない。本物の色なら見えなきゃおかしいよね?

???

でも、真っ暗だと何も見えないんだから、色はない?

 

そんなことはない、お日様の下には色はある。違いはある。

じゃあ、本物の色は?

 

エンドレスにぐるぐる、ぐるぐる考えていました。

もちろん黙っていられないNOCOは、NOCO母にも聞きました。

 

NOCO母の答えは

「もっと大きくなったらわかるわよ」

の一言です。

 

大きくなるまで待っていられないNOCOは、繰り返し繰り返し答えの出ないことについて

空想を重ねるのでした。

 

 

 

NOCOの空想は科学的なことだけではありませんでした。

そのころNOCOが大好きだった本

 

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

 

モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー (児童文学創作シリーズ)

ちいさいモモちゃんで、モモちゃんが生まれたときのお話。

玉ねぎさん、ニンジンさん、ジャガイモさんが、モモちゃんに食べて食べて~と

やってくるのですが、生まれたばかりのモモちゃんは食べられません。

モモちゃんが少し大きくなった頃、またやってきた彼らに対し、

モモちゃんは「ニンジンさんだけは食べられない」と答えます。

それにショックを受けたニンジンさんが泣いて逃げ出してしまい、

ジャガイモさんたちとモモちゃんとプーが追いかけて・・・・

というお話があるのですが、

 

NOCO的にはもう”はてな”がいっぱい。

え?なんでお野菜たちはは食べてもらおうと思ったの?

食べられちゃったら死んじゃうよね?

切られたら、痛いよね?

嫌いって言われたら、ラッキーじゃないの?

 

モモちゃんはなんで追いかけていったの?

嫌いな食べ物が自分からいなくなったらラッキーじゃないの?

お互い嫌い同士なんて超ハッピーなのに、どうして追いかけて行って

カレー作って食べちゃうの???

 

出ない答えを悶々と考えます。

カトリックの幼稚園児ならではで、

「これがイエス様のおしえなのだろうか?」

とか、

「イエス様はご自分を犠牲にはしたけど、みんなにそうしろって言ってないし・・・」

「悪いことをした人も許すんだから、モモちゃんが嫌いっていった言葉こそ

許されるんじゃない?」

 

ぐるぐるぐるぐる考えます。

 

NOCOはいつも、考えなきゃいけないことがいっぱいあって忙しいのです。

 

ある意味創作時間はNOCOにとっての貴重な空想時間でした。

 

・・・・先生から見たらぼぉ~~っとしているだけで集団行動が取れない迷惑な子だったと思いますショボーン

NOCOの場合、多動で動き回るということはなかったのですが、

いつもいつもNOCO時間が流れていたので、

集団生活は非常に難しかったようです。