なんとか無事年長さんにあがれたNOCOちゃん
担任は、NOCO姉の担任だった先生でした。
これは、園とNOCO母の話し合いの時に決まっていたそうでした。
(絶対に内緒ということでNOCOも知らなかったのですが・・・)
どうやら、1年間NOCO姉の横についていたNOCOを見ていた先生の方が
対応できるだろうという思惑があったそうです。
(というか、ほかの先生は絶対拒否だったのかもしれません。
NOCOの担任はもう幼稚園を辞めたいって言っていたくらいなので・・・
)
そんなことはつゆ知らないNOCOは、あこがれの先生が担任になってくれて
毎日がバラ色
・・・・・とはいかなかったんですよね。
進級してみんな、新しい自由画帳を配られました。NOCOを除いて。。。
先生に
「NOCOも新しい自由画帳が欲しい」
と伝えたところ、
先生
「NOCOちゃんは、年中さんの時の自由画帳に書くところがいっぱいあるでしょ。」
「お友達はみんな、もう書くところがないから新しい自由画帳なのよ。」
と諭され、しぶしぶ一人だけ古い自由画帳で納得したのでした。
ところが、年長さんになると、年中さんの時よりもお絵描きの時間がグンと増えたので
新しい自由画帳でさえ、もう書く場所がなくなった子がちらほら出てきました。
そういうお友達は、先生に自由画帳を見せると、新しい自由画帳をもらうことができました。
それを見ていたNOCO
新しい自由画帳をもらいたいという気持ちを抑えることができません。
何とかして絵をかきたい!と思うのですが・・・・
やっぱり何を書くとかどうしていいやら
全く思いつかないので・・・・![]()
自由画帳にでっかく ○ △ □を書いていきました。
こんな感じ。
一気に全ページを図形で埋めて、先生に見せたところ、
「ここにも(矢印のスペースに)まだまだお絵かきができるよ。」
「そこも全部お絵かきできたら、持っておいで」
と追い返されたのでした。
そんなことを言われても・・・絵は描けないし、新しい自由画帳は欲しいし。
NOCOは考えました。
そして、とってもいいことをひらめきました💡
そこで、NOCOはクレヨンを巻いている紙をピリピリとはがしました。
察しの良い方はもうわかりましたよね?
そうです、NOCOは、クレヨンを横にもって・・・
図形の、中と外を一気に塗りつぶしました。
こんな感じに。
全ページいろんな色で塗りつぶしたあと、ものすごい達成感をもって
意気揚々と先生のところに向かいました。
我ながらGood Idea! と高揚感に包まれたNOCOでした。
NOCO
「先生!自由画帳 もう書くところかくなった!」
先生
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「わかりました。ただ、今後はもう○とか△とかはダメですよ。」
NOCO
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「えぇっ?」
先生
「自由画帳をもっていくから、自分の席で待っててね」
そういうのでした。
みんなは、その場で自由画帳を貰っていたので、
席まで持ってきてくれるなんてNOCOってばすごい!
と、優越感をもって待っていたら、
先生はおもむろにNOCOのクレヨンを取り上げ、
紙がなくなりむき出しとなったクレヨンに、
新しい紙を巻いて、テープで補修し始めました。
先生
「NOCOちゃん。クレヨンはね、こういう使い方をしたらダメなの。」
「もう二度と紙をはがしたらダメよ。もし、次こういうクレヨンの使い方をしたら、
自由画帳全部使っても、新しい自由画帳は渡しませんからね。」
NOCO
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「クレヨンの使い方なんて自由じゃないの?」
「先生ひどい!」
NOCOの気持ちはみるみる萎えてしまいました。
「ま、一回は新しい自由画帳にかえてもらったから、これで満足しよう」
と自分を納得させ、お絵描きを頑張ることはあきらめました。
大人になった今、NOCOみたいな子いたらヤだな。
先生はさぞかし大変だっただろうな。
そう思うのですが、そのころのNOCOはNOCOなりに必死に考えて
毎日生きていたのです。



