この記事はあくまでも、NOCOが、”だから”失敗したんだなぁという

反省の記事です。

そういう目線で読んでもらえたら・・・と思います。

 

 

前々回、「物差しの違いだよね」の記事で、

 

 

 

で、これについて、結局は”環境”なんだよ。でも外の環境だけではなんともね・・

ということも書かせていただきました。

 

 

子供たち努力できないということを書いたときにも

息子君、娘ちゃんが中受の間もお稽古事を辞めなかったから努力していると

とてもありがたいコメントをいただきました。

確かに、続けたという意味では努力していたと思います。

 

でも、「続ける」を努力ととらえる環境なのか、「レベルアップ」を努力ととらえる環境なのか、

これが物差しの違いで、

この違いが、こどもの伸びの違いだと、NOCO思うんです。

 

 

そう考えたとき、こどもの物差しを作っているのはやはり

”家庭環境”これに尽きると思っています。

NOCOはここで大失敗をしたんだと思います。

 

NOCOはかなり厳しい家庭に育ちました。毎日ピアノのレッスンは1時間と決められており、

欠かすことなく続けていましたが、ピアノが嫌いになりました。

NOCOの実家での生活は悪夢だったと若いころ思っていました。

NOCO夫にそういう話をしたこともあったと思います。

 

だから、子供には厳しくしないようにしようと思っていました。

 

自分の親を反面教師にする、よくあることですよね?

NOCO物語を読んでくださっている人はわかると思うのですが、

小さい頃のNOCOは相当な問題児で、割とおおらかに見てくれていたNOCO母も

それでもやはり矯正しようとしていたため、NOCOはその苦しかった思いが

忘れられず、あんなに親は矯正をかけたけれど、結果無駄だったんだから

NOCOは子供にはそうしないようにしよう。

そう心に誓っていたんです。

 

一方

NOCO夫は、お稽古事なんてしたことないし、親から勉強しなさいと言われたこともない

ゆったりとした家に育ちました。

しかも、NOCOが聞いたところ、NOCO夫は漫画や雑誌すらまともに読んだことがないほど

活字とほど遠い世界に生きていました。

 

だから、日々の生活の中で「大変なこと」「苦しいこと」はほぼない

やりたいことをやりたいように。そんな雰囲気でした。

 

厳しい家庭に育ったNOCOにとっては、

こんな世界もあるんだ!

夫と一緒にゆったり過ごす毎日は非常に快適で、

こうやって大人になるまでのびのびできたら、

幸せなんだろうなぁ~~。

そう思って、NOCOは次第にNOCO夫の考えに迎合していったのでした。

 

しかし、子供が生まれてから徐々に徐々に違和感が生まれてきました。

 

NOCOは厳しくしないようにしよう。と思いつつも小さいころからピアノのレッスンを

見てあげていると、それなりに叱ったり、喧嘩したり・・・。

(それはあくまでもNOCOにとっては甘いと思う範囲でした。)

でも、NOCO夫はそういう環境に育ったことがないため、NOCOと子供のやり取りを

異常と感じたんでしょうね、子供をかばうのです。

「まだ小さいんだから」「もう頑張ったんだから」と。

 

 

そしてNOCOが仕事でいない時にNOCO夫から「ピアノの声掛け」もしません。

(ピアノに限らずです・・・ルールとして何かを課すという感覚はないため

好き勝手に一日が過ぎていきます)

夫的には「自分でやりたかったらやるでしょ」というスタンスです。

 

NOCO夫には、

NOCOの思う、大変なこともある。けれどもやるべきことはやり遂げる。

ルールや決まりを守らせることは大事。

そのためには喧嘩だって必要ということはどうしても理解ができないようでした。

 

こうやってNOCO家に基準が2つ生まれます。

・怖いお母さん

・優しいお父さん

 

子供たちはもちろん、楽な方がいいに決まっています。

NOCO家で「お母さんが異常」となるわけです。

NOCO的にも、自分の育った環境が厳しかったという思いがあるので

「それはやりすぎ」と言われると、「そうなのかなぁ?」とどうしても引いてしまいました。

そうやって引くことでまた、

「ほらね、お母さんが変なんだよ」と家族全員に刷り込まれ、

だんだんNOCOのいうことが聞いてもらえなくなっていったのでした。

 

 

中学受験の勉強でもそうでした。

ママ塾で、喧嘩しながら勉強していると、NOCO夫の冷たい視線がNOCOに注がれます。

(教え方が悪いから喧嘩するんだろう?そこまでして勉強してどうするの?

そんな思いがひしひしと伝わってきます。)

子供たちは敏感にそれを察知して「自分たちの方が正しい」というオーラに変わります。

 

「お母さんが厳しすぎ!!」って

 

そして、子供たちはどんどんどんどん楽な方に楽な方に流れていくのです。

 

 

別にNOCOは、夫にNOCOがするのとまったく同じことをしてほしいわけでは

なかったんですよ。

ただ、NOCOが言っていることは正しいよ。

お母さんのいうことに従いなさい。

そういう雰囲気があるだけでよかったんです。

 

実際は逆の方向でした・・・。

 

 

子供たちに一番大事なこと・・・・それはやっぱり家庭環境なんでしょうね。

そして、夫婦の考え方がそれなりにすりあわされていることが重要ですね。

 

違う考えの夫婦のもとでは、子供たちは楽な方を基準にしてしまうので・・・。

 

NOCO家ではそのすり合わせがどうしてもできませんでした。

お互いの育った環境が違いすぎて、NOCO夫にはNOCOの育ちが異常に映ったようです。

(確かに異常な部分もある)

NOCOの子育ての仕方を受け入れてもらえなかったし、

NOCOも円満な家庭環境をと思い、

どちらかというと、NOCO夫の考えに沿って子育てをしていたので、

違和感を感じても途中からの方向転換はどうしてもできなかったんですよね。

もっと小さい時にきちんと夫と向き合って、子育ての方針について

しっかり話し合うべきだった。とても後悔しています。

 

 

これが今も苦しんでいるNOCOの大きな壁です。

(たまに単身赴任してくれたら、NOCO家の雰囲気変えられるのに

なぁ~んて思っちゃったり。。。)

 

でも、環境だけで努力ができる子が育つか

というと、それだけではないと思っています。

じゃあ、なぜ努力できる子に育てられなかったと思っているのか、

NOCOにはまだ子育ての失敗がありました。

それはまた次回。。。

 

 

 

 

 

 

 

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