旺季志ずかさんが創る世界。
BSDミュージカルアンドアクティングスクールに所属し11月25日26日を迎え、卒業公演が終わり、みんなと喜びあい、しーちゃんに抱きつかれ(笑)久しぶりにアルコール飲んだから、気だるい朝を迎え(笑)それでもなお喜びに満ちている
そんなシーンをモーソーする女 メグセレです❤️‼️

10月20日水曜クラスレッスン前日。
初めての立ち稽古。
『しーちゃんの演出が今日から始まる』こともあり
ドキドキとワクワクと
やはり、期待に答えたい気持ちが高まる。
演出家しーちゃん(旺季志ずかさん)と、
相手役の皆川奈保子ちゃん。
2人が先に到着していた。 そのせいもあり、
開口一番、声を聞いた瞬間から
『厳しさ』を感じてしまった。
そう感じてしまったら止まらないエゴキンマン。
何か気にさわるようなことを
(自分ではBSDに入るまで気づかなかったが
どうやら私は、とても変なところがあるらしい)
また、知らぬ間に何か、しでかしたのか?
と、頭の中が勝手にザワザワし始めていた。
稽古前に少し話をした。
『プロの役者を目指しては、いないでしょ?』
と聞かれ
めちゃめちゃザワザワした。
否定されたと感じた。
伝わってないと感じた。
こんなに『一生懸命なのに』と悔しかった。
少しは認められてると思っていた。
私も認めて欲しいと思っていた。
でも嫌だ。これ以上嫌われたくはないと思った。
だから
ビクビクし始めた。
台詞もちゃんと頭に入れられてない自分なんて
『ホラ。やっぱり。その程度』と
思われたら、さらに悲しい。
それだけは避けたい。
『台本持たずにやる?いや。それは迷惑かけそう。台本なくても頭には入ってるよね?いや。怖い。イライラさせそうで怖い。指導されたことも書き留めなきゃいけないし、台本持って、なるべく見ないでやってみようか?』
終始ビクビクになっていった。
とてもじゃないけど『紀子』(役、キャラクター)になりきるなんて出来なかった。
ビクビクを、知られたくなくて
虚勢を張り始め、張り続けることこそが
自分を守るすべになっていた。
『可能性が消えた』と感じ、
本当の私は混乱してるのに『冷静さを装う』
演技をしていた。
悲しいのに『悲しんでなんかいない』
演技をしていた。
怖がってるのに『平気なふり』をしていた。
稽古が終わり、
1人になってから
いや。否定されたと感じた瞬間からずっと
モヤモヤ
ジンジンと胸が痛かった。
悲しさが胸をえぐってくる。
諦めが全身を麻痺させてくる。
悔しさがこみ上げてくる。
稽古時の動画を見た。
終始ビクビクしている。
怯えてすがろうと必死な私がいた。
この時の自分の気持ちが痛いほどわかるから
涙が止まらない。
しばらく泣いた。
そして、自分にないものは何なのか知りたくて
奈保ちゃん(二人芝居の相手役)に
『役者として生きていくために
何かしているのか』質問をした。
でも、わからなかった。
聞いても、奈保ちゃんとの違いが
やっぱりわからなかった。
そこで思いだした。
『わからないことは放っておく』
『わからないことを考え続けない』
『呼吸しよう』
こんな時こそ呼吸だ。
と、思いだせたのが、救いだった。
『深い呼吸と共に
指先の拍動を感じよう』
最近は、
静かに深い呼吸をしていると
身体の至るところの
『動きの音』に出逢えるようになっている。
『耳を澄まそう。こんな時こそ』
と思いだせたのが、救いだった。
何日かぶりの瞑想だったかも知れない。
しばらく呼吸していたら
しーちゃんの言葉が
冷静に聞こえ始めた。
『プロを目指してるようには見えない』
しーちゃんが
私に放った言葉はコレだった。
とっさに私は
『できることなら
女優として生きて行きたいと思っています』
と、答えた。
でもそれって本当?(自分に聞いた)
うん。本当の気持ちだった。
でも、どうすれば良いのかなんて
全くわからない。
願わくば教えてもらいたいと思っていた。
田舎暮らしの私が
役者として生きていける方法が
あるのだろうか。と。
演じるという分野で
お金を頂けるような
仕事があるのだろうか。
認められたい。
認めて欲しい。 上手く演じたい。
認められるような演技がしたい。 ( ̄□ ̄;)!!!?
え? 違う。違う!違う!
そればかり考えて
しーちゃんに嫌われないように演技して、
ビクついていたことに気づいた。
私が女優をやりたい本当の理由。
それはシンプルに
『あの日感じた気持ちを味わいたい』だった。
オーディション前から何度も練習し、
オーディション当日本読みした時、終わった後も
私は身体がビリビリしていた。
感じきった。出し切った。
私の今まで嫌がっていた
焦りのビリビリや
怒りのビリビリや
ありとあらゆる気持ちの揺れで起こる振動。
何度も台本を読み
それぞれの『役』の今までの思いを想像してみた。あたしがこの人(役、キャラクター)で
この話の流れなら
『きっと、物凄く怒ってる』
この話の流れなら、
きっと、『喜び』 そうやって想像し
私の中に生まれた、
私の中の『役の気持ちを感じた』
それをそのまま、
私の創造したキャラクターの気持ちを表現した。
それが快感だった。
出し切る気持ち良さを
感じまくってしまった。だからこそ
またやりたい。
感じたい!
オーディション受かりたい。感じたい!
また演じたい!感じたい! と本気で思った。
ありがたいことに
オーディションに合格したにもかかわらず、
1回目のレッスンに行かなかったとき
(Zoomでのレッスンを安易に選択したため)
レッスン終了時に
悔しくて涙が出た。
私は演じる気持ち良さを感じるチャンスを
選択しなかったことを悔やんだ。
仲間たちの出し切る姿を
見ていることしかできないことに、
猛烈に自分への申し訳なさが溢れた。
そうだ。
私は今、別にプロの役者になりたいわけではない。
もちろんなれれば
演じ続けるという夢に近づくかも知れないけど
私の望みは『そうなりたい』とは違う。
私は毎回『感じたい』。
『感じ切りたい』のが私の望み‼️
そして『堂々と凛と生きたい』
なのに台詞も飛び飛びしか頭に入っていないうえに
しーちゃんと奈保ちゃんの顔色を伺う。
機嫌悪そうと勝手に感じ、ビクビクし、
雲泥の差の奈保ちゃんに圧倒され
尻込みする始末。
『堂々と凛と生きたい』のが私の望みなのに
本末転倒。
エゴキンマンに頭の中まで支配されていた。
と、気づいた。
(今思えば、実際の私が
『嘘っぱちな裏腹』をずっと演じてたから
身体が怒りや悲しみや戸惑いや焦りで震えてたんだね。そして、今から先も『ほぼ自動装置の嘘っぱちな自分』を演じてしまう時がいっぱいあるんだろうな)
でも、気づいたあたし凄い❤️‼️
しかも気づくの早っ‼️ さすがHTL 

ということで
台詞を必死で(笑)覚え
(自分の創造した紀子の気持ちを感じるため)
(いやいや(笑)
思い出させてくれたのは
あなた様です(笑)感謝💖‼️と心の中で言いました)
堂々と凛とし、
全力で『紀子』を演じます!
全力で『紀子』を感じきります‼️
全身で『紀子』の気持ちを表現します‼️
毎回の稽古も本番。
私の『感じきりたい願望』を叶えて生きます!
それが私のやりたいこと。
BSDに入りたかった気持ち。
BSDに居る理由だからです‼️
メグセレ
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