「さ入れ言葉」と「ら抜き言葉」 | のっちのブログ

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40歳を過ぎた中年男の日々の思いや出来事を徒然と・・・

「さ入れ言葉」

「せる」を使うか「させる」を使うか。
「せる」を使うべきところで「させる」を使う誤りを「さ入れ言葉」などとも言う。


動詞に「ない」をつけたときに、

読む → 読ま+ない ・ 行く → 行か+ない

「ウ段(む・く)」が「ア段(ま・か)」に変化する動詞には「せる」をつける。正しくは「行かせてください」となる。これに対して、

見る → 見+ない ・ 受ける → 受け+ない

と、「イ段(見)」や「エ段(け)」のままの動詞には「させる」をつける。したがって、正しくは「見させる」「受けさせる」となる。



「ら抜き言葉」

「れる」を使うか「られる」を使うか。
「られる」を使うべきところで「れる」を使う誤りを「ら抜き言葉」などとも言う。


動詞に「ない」をつけたときに、

読む → 読ま+ない ・ 行く → 行か+ない

と、「ウ段(む・く)」が「ア段(ま・か)」に変化する動詞には「れる」をつける。したがって、正しくは「読まれる」「行かれる」となる。これに対して、

見る → 見+ない ・ 受ける → 受け+ない

と、「イ段(見)」や「エ段(け)」のままの動詞には「られる」をつける。したがって、正しくは「着られる」となる。


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最近日本語の乱れがひどいけど、特にひどいのがこの二つ!

テレビでは普通にアナウンサーが間違えて使っていたり、有名アーティストの超ヒット曲の歌詞に「ら抜き言葉」が非常に多い!

「見れる」とか「着れる」とか普通に使ってます。恥ずかしい!!

普通にそう打っても変換されるのも問題なんでしょうが・・・


基本は上に書いた事だけを押さえておけば間違えるものじゃないんだから、とにかく「~ない」を付けてみて

あ行に変化するかどうかを確認すればいいんですね^^