毎夏8月のお盆の時期に,「折紙探偵団コンベンション」という折り紙大会がありまして。
今年でなんと19回目になります。「折紙探偵団コンベンション」とは・・・。
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●主  催:日本折紙学会
●大 会 名:第19回折紙探偵団コンベンション
●日  程:2013年8月16日(金)~18日(日)
●会  場:東洋大学 白山キャンパス 1号館(東京都文京区)
●募集人数:400名(定員に達し次第締切)
●主な内容(予定)
 ・特別講演会(萩原一郎氏、ロバート・ラング氏)
 ・シンプル作品からコンプレックス作品まで、バラエティある折り紙教室
 ・懇親会(希望者のみ)
 ・作品展示
 ・折り紙アイテムオークション
 ・第17回吉野一生基金による作家招待
 ・第7回JOAS創作折り紙コンテスト
(以上,公式サイトから引用。)
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ということで私,8月17日(土)及び18日(金)の二日間,参加してきました。
そのレポート第1弾
 
今年も色々刺激的な2日間でした~。今年に至っては更にその後がまた色々と・・・。
会う人会う人に,拙ブログでのレポート記事が長い!!と言われ続けている今日この頃。
しかし,それに臆することなく,今回も長文レポートでいきますよ~
(写真だけを追って斜めに見てくなんしょ)
 
第1日目の8月16日(金)は特別講演会。
すみません,仕事の関係で不参加でした。
というわけで,私が参加した第2日目(土曜日)からのレポートになります。

1.第2日目の8月17日(土)~午前中~
 
(1)いざ東洋大学の会場へ
今年は,ウェブ上で懇意にさせて頂いているキャラクター折り紙の専門家ボンギじいさん
初参加されるということで,会場最寄駅の白山駅にて待ち合わせし,2人で会場に向かいました。
ボンギじいさんは初参加にして,一般展示室への展示,JOASコンテストへの参加,
更に折り紙講習も担当されるという積極さ!(講習は私が焚き付けたという説もありw)
 
確か前日の金曜日に,JOASのHPにて教室プログラム(時間割)が発表されていたので,
ザッとみていたら,ボンギじいさんの教室は,この土曜日の初っ端,1時間目にプログラム!
会うなりこの話になり,他の方々の講習の様子を見て勉強させてもらってからがよかったな~
なんて仰っていましたが,「ならぬことはならぬものです」(笑)。
因みに,ボンギじいさんによるコンベンションレポートは,こちらからどうぞ。
 
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ちょっと早めの8時30分頃に会場の東洋大学に到着。
 
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受付開始は9時ジャストからの予定なので,全体会会場はまだまばら。
 
そんな中,同じく折り紙ブログ仲間のゴルゴ13。さんと再会。
去年の名古屋コン以来でした。京都から,前日の金曜日の特別公演から参加されていたようです。
そうこうしていたら,折紙指導員の同期,しろもぐさんも合流。
東京の例会ではほぼ毎月お会いしていますね^^

また,去年の東京コンで顔なじみになった東久留米の少年も合流(毎年名前を忘れる・・・ごめんよ><)。
更に,折り紙ブログ仲間のかんちゃんとも会いました~。
 
話題が尽きない中,9時近くになって登録受付が開始されたので列に並ぶ。
受付でもらう名札には,折り紙教室受付の順位が記載されています。
土曜日は「98番」,日曜日は「116番」。なかなかいい番号ですな。

(2)「第19回 折紙探偵団コンベンション折り図集」
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毎年,コンベンションの時期に発行される折り図集。今年で19冊目。
国内外の作品が50点以上も収録されている折り紙ファン必見の1冊。
 
一昨年と去年の折り図集は,コンベンション当日からの販売開始だったので,
自分の作品が採用されたのか否かは,当日に1冊購入して確認していましたが,
今年は1週間くらい早く,掲載作品のラインナップの発表や販売が開始されました。
 
私はと言うと,今年6月のニューヨークコンベンションで講習担当しました「ティーバッグのカエル
の折り図を投稿していました。その結果は・・・
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今年も掲載されました~!超うれしい!
3年連続で「ティーバッグ折り紙」というサブカル作品が・・・なんか恐縮ですね((;^┰^))ゞ
 
掲載されると1冊頂けるのですが,待ちきれずに今年も会場で1冊買っちゃいました^^
ご興味のある方は是非こちらからどうぞ~(↓)
http://www.origamihouse.jp/book/original/orizusyu19/orizusyu_19.html

(3)作品展示会場へ
受付後,まずは取り急ぎ,この日の折り紙教室で講習予定の作品見本や,
一般展示コーナーへ拙作を,隣の大講堂に展示しに行く。
因みに,私が一般展示コーナーへ展示した内容は,「ティーバッグの犬たち」と題して,
今までに創ったティーバッグの犬作品を14個。
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周りを見渡しても,ここまで細かい作品を幾つも並べている人はいなかったw
展示作業中,色々な方々からお声をかけて頂いて,
いつもブログをみてますよ~とか,NYコンの長文レポート面白かったよ~,とか。
たはは・・・長文すみませんね~^^; 今回もです。悪しからず。
NYコンでご一緒した初音さんや,お世話になったジェイソン・クーさんとも再会^^
 
ボンギじいさんの展示作品。ひこにゃんが9時の方向を向いてる・・・
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ゴルゴ13。さんの展示作品。ん~,箸袋作品がビッシリですね^^
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私の真横で展示されてた方からお声をかけて頂きました。
インサイドアウトの恐竜作品がお得意のSHUNさんでした^^
そのクオリティの高さに見惚れる作品を多数創作されています。
今回のコンベンションが初参加だったようですね。
その他にもたくさんの展示作品が並べられつつあり。それはまた後日。

(4)再び全体会会場へ
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全大会会場へ戻ると,もう人がいっぱい。

NYコンで超お世話になったマルシオ・ノグチさんを発見。早速ご挨拶に^^
私が初参加した第16回東京コンの時の招待作家のお一人でした。JOASのHPで紹介されています。
ブラジル・サンパウロ出身の日系ブラジル人。現在,NY勤務。
アメリカの折り紙団体 OrigamiUSAのボードメンバー。日本語も英語もペラペラです。
気遣いの仕方とかお話の内容とか,まるで日本人のような感覚を持ち合わせていらっしゃいますw
 
更に,去年の東京コンで教室を受講させて頂いたアメリカ人のアン・ラヴィンさんも発見。
次の月曜日に,ちょっとお世話になることになっていたのでご挨拶を。
その際に,アンさんから去年習った「リス」のティーバッグアレンジ版をプレゼント。
アンさんも日本語がお上手ですね^^ 喜んで頂けてよかった。

私が東京コンベンションに初参加した第16回大会では,ほぼ飛び込み状態だったので,
知り合いはゼロでしたし,有名な作家さんたちをみてドキドキしつつ(←これは今も同じ^^)
キョドってるうちに終わった印象が残っていますが,
そこから続けて参加するうちに,顔馴染みさんや,ブログ仲間からの参加者も増えて,
今では本当に多くの方とお話でき,大変有意義に過ごすことが出来るようになっています^^

(5)教室受付と全体会
折り紙教室は,土曜日と日曜日の2日間にわたって,
12教室を使い,4~5コマの講習がビッシリとプログラムされています。
土曜日のプログラムは,こちら
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展示室に飾られている講習見本の数々を,一列に並んで見ながら,
その日に受講したい講習を選定します。(写真は2日目の様子)
この選定がとっても難しいんですよ~。

じっくり見ながら決めたいのですが,そうはいかない!
恐い恐い山口真さんが目を光らせていて,前の人との間がちょっと空いただけで
「ほら!そこ止まらない!進んで!流れて!」と厳しく急かします(笑)
 
私の真後ろに並んでいた例会常連のおば様が,早速注意されてましたw
「だって,前のお兄さん(私)が早いのよ!」ですって。
そんな・・・そしたら僕が山口さんに怒られるじゃんよ・・・
 
そんなこんなで,自分がゲットできたチケットは以下の通り。総て第1希望。
 13:10~14:00 佐々木信治氏による「懐かしの仮面ヒーロー」★★
 14:10~15:00 稲吉秀尚氏による「エイ」★★
15:10~16:00 私の講習「ティーバッグのブーツ」(原作:山口真氏)★★)
 16:10~17:00 加藤美子氏による「Carambola Flower」(原作:Carmen sprung氏)★★
 
因みに,★は難易度を示しています。
 超難解=★★★★(前川淳さんの「悪魔」が目安)
 難  解=★★★
 中上級=★★
 初中級=★(「折り鶴」以下)
 
初日ですからね。コンプレックス系は封印しました。
佐藤直幹さんの「五角バラ」(★★★★)を受講したかったのですが,
あいにく私の講習とバッティング・・・今年こそはと思ったのに><
でも,全大会会場で,佐藤さんと少しですがお話できて良かったです^^
 
長くなってきたので,続きはまた次回。
 
(つづく)