アメリカの折り紙団体“OrgamiUSA”が毎年6月にニューヨークで開催するコンベンション
(以下,NYコンベンション),初参加レポート(その6)です。

★2013年6月24日(月)★

この月曜日のコンベンションでは,折り紙に関する技法などの解説講座が中心です。
多分,私が受講しても,言葉の壁のせいもありチンプンカンプンだろうと思って,
夜に予定されているMonday night dinnerまで,1人で観光していました。

9:40
ホテルを出発。アッパータウンを目指して,7番街(7th Ave.)をひたすら北上!
快晴なんですが,湿度があって結構蒸し暑い。日本と同じ感覚。

タイムズスクエアからブロードウェイ沿いに歩き,セントラルパークの南西端に到着。
そこから,セントラルパークを右手に見ながら,8番街(8th Ave.)沿いに更に北上。
犬の散歩をしている人が実に多い!
そして,建物という建物が総て美しい。歩いているだけで飽きません。
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自然史博物館の北辺81丁目(81th St.)で左に折れて,アムステルダムアベニューを少し北上。

10:50
再びやってきました。「カフェ・ラロ」に到着。
金曜日に一度来ていますが,その時は満席で入れなかったのでリベンジしました。
流石にまだ空席が結構あって,すんなり入れました!

しつこいですが,映画「ユー・ガット・メール」に登場した店です。
トム・ハンクスが座ってたベンチからのアングルから店の正面を^^
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中に入ると「窓際の席どこでもどうぞ~」と案内され,柱の直ぐ傍の席に着く。
その席から店内を見ると,こんな感じ。オシャレな雰囲気のいい店ですね~。
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さて,注文。ここは食事も当然できるのですが,スイーツが豊富で有名なんですね。
アメリカに来たらアップルパイでしょう!という変な考えがあってw
バナナクリームアップルパイとフレッシュレモネードを席で注文。

ここで,小さな事件が発生。
暫くしてウェイトレスが来て,バナナクリームはなかった,バタースコッチと○○(忘れた)ならある,
と言われたので,じゃあバタースコッチに,と訂正。

暫くしたら,またウェイトレスが来て,さっきの○○はなかったと。
陳列を見に来て,と言われ,そこまで行って3種類くらいのオススメを説明されて,
じゃあ,レモンメレンゲに,と更に訂正(したつもりでした)。

席に戻って,外の風景なんかを眺めつつ,ゆっくりと待つ。
映画で見ていた夜の暗い落ち着いた印象とは少し違い,とても明るく気持ちの良い店。
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そして,注文したものが運ばれてきました。それがコチラ。
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ん??おいおい何でケーキが2つもあるわけ?? 一瞬パニクリました。
なるほど,きっと最初のオーダーがキャンセルされてなかったんですね><
どちらも切り分け式のケーキですから片方を返すのも申し訳なかったし,
そもそもその経緯を説明して断るだけの英語力もないので,両方食べましたw

甘いものは全然嫌いじゃないので,美味しく頂きました^^
けど,流石に口の中が甘味のせいでダルダルに・・・レモネードの酸味に助けられました^^;
「デザートはどう??」とさっきのウェイトレスに声をかけられて。
あちらからすると,自分がどんな風に見えていたのだろうと思うと,結構笑えました。

30分くらいゆっくりしてから店を出て,次なる目的地へ移動開始。
この辺りのアッパーウェストサイドの住宅街は,本当にどこかも美しい。

11:30
「アメリカ自然史博物館」に到着。
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入ってすぐのチケット売り場には,既に大きな恐竜の化石が数体展示。
チケット購入のための長蛇の列。30分くらいかかりましたか。
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12:00
やっと入場。ここの博物館,とにかく広大で,じっくりみて回ると半日以上を優に潰してしまいそう。
まず一番のお目当てをじっくり見ようと,最初は4階の恐竜展示から。
1時間強かけて,広大なスペースを歩き回り,これだけでヘトヘトになりましたw
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その後,3階,2階,1階も一通り鑑賞。迷子になりかけるくらいの広大さです。
ベンチが所々に設置されており,みんな自由にくつろぎながら展示を見ています。
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最後にミュージアムショップにてブラブラ。私の好きなドリームキャッチャー発見。
これ,インディアンのお守りなんですよね。
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突然ですが,ここで「発見!折り紙ネタ」のコーナー in New York !
ミュージアムショップで販売されていたモノの中に,折り紙系土産が2つ。
なぜ折り紙が,この博物館のお土産になっているのかが,よくわからないですが。
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1つ目は,折り鶴4つがヒモで繋がれた首飾り。
首や尻尾が太い鶴ですね~。しかし,これで10$以上とは高い気が。
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2つ目は,折り紙作品を陶器製にした飾り。
恐竜,ひよこ,ねずみの3種類。13~16$とコチラもお高め。売れていないっぽい。

15:15
ホテルに向かって歩き始める。タイムズスクエアで,異常な人だかり。
どうやら何かのイベントで,有名人がお店から登場するのを観衆がカメラを構えて待機してる模様。
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暫く自分もその場に。
そしたら通行人のおばちゃんに「誰を待ってるの?」ときかれ,
「I don't know.」って返したら,苦笑して去って行かれました^^; 自分はなんて日本人何だろw
待ってられなかったので,切り上げてまた歩き始める。

16:30
ホテルに到着。

17:00
会場のFITに。会場の片付けを少し手伝って,今日の折り紙新聞をもらう。
この折り紙新聞,Origami USAが出している印刷物(両面印刷1枚にびっしりと)。
会期中は毎日発行されていて,この3日目のものを見てみたら,私も載せてもらってました^^
折り紙新聞は,Origami USAのサイトから確認できます。
1日目の新聞2日目の新聞3日目の新聞

その後,再びホテルに戻って,展示作品の詰め直し。
昨日の撤収時は急いで無茶苦茶にケースに詰めちゃったので。

19:00~22:00
Monday night dinnerに出席。
場所は同じFIT内だが,建物が違うので迷いつつも,参加者らしき人を見つけてついて行く。
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ブッフェの着席形式。JOAS参加者に,ジェイソン・クーさんが加わってテーブルを囲む。
ローストビーフがまあ分厚いことw 日本では考えられん。ほぼステーキ並でした。
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いろいろイベントがありました。
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「折り紙きゃらばん」で集まった募金を,OrigamiUSA会長のウェンディさんより手渡される山口さん。
因みに,ウェンディさん,今度来日されるようです^^
その他,瓶詰された無数の折り鶴の個数当てとか。

中でも印象に残ったイベントがありました。
初参加者(ファーストタイマー)卒業イベントとでも言いましょうか。
参加者はネックストラップに名前や国名が書いてあるカードをぶら下げていますが,
初参加者は「First Timer」と書かれた超目立つリボンが貼られています。

このイベント,総ての初参加者が立たされ,せーの!でそのリボンを剥しとるというもの。
「これで次回からはファーストタイマーじゃありませんよ!」というわけです。
外国らしいと言えばそうですが,なんか心温まるよいイベントでした。

22:30
撤収時間は過ぎていましたが,話尽きない人が多く30分位延長。
そのあと,JOAS若手3人と自分は,エンパイアステートビルに向かいました。
会場から歩いて15分位の距離なので結構近いんです。
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このエンパイアステートも行ってみたい場所でした。
先日来,メグ・ライアンの映画ばかりですが「めぐり逢えたら」という映画で登場したんですよね。
子役・ジョナ君が一人でシアトルから飛行機で来てエンパイアに登り,メグ・ライアンを探すシーンとか,
メグ・ライアンがエンパイアに駆けつけて,
展望階は終わったと言い張る守衛さんに,何とか頼み込んで上がらせてもらうシーンとか。
そのビルの入り口。あの守衛さんみたいな人はここにはいませんでした(分かる人だけ分かって)。
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思った程には並ばず。
途中の写真撮影コーナーで,係りの人が「シャシントルヨ~!」と日本語を^ ^
これが以後,谷田さんのお気に入りフレーズになりましたw

23:00
展望階に。いやー沢山の人で埋め尽くされています。
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ところでね,このエンパイアって深夜2時までの営業なんですよ,実際。
じゃあ,あの映画シーンは2時を回ってたわけ?っていうツッコミを心の中でいれつつw
満月の夜景は絶景。来た甲斐があります!
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遥か彼方に自由の女神も。
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24:00
お土産階に。上記の映画「めぐり逢えたら」のDVDが売ってた(右側)。
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24:45
ホテルに到着。荷物の整理をして就寝。

(まだ続く)