「創作・ティーバッグ折り紙」のコーナー。
今回,ご紹介するのは,コチラ↓
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第103作目「ダブルハート(2種)」(不切ティーバッグ1枚折り)。
使用紙は,神戸紅茶社の「モダンタイムス[ミルク紅茶用ブレンド]」と,
片岡物産社の「TWININGS ENGRISH BREAKFAST TEA」。

昨年11月に行った本業の業界団体の旅行会で,家族参加が2家族いらっしゃって,
それぞれ,4歳と1歳のお子さんを連れて来られていました。

4歳の娘さんたちは,折り紙が大好き^^
宴会場で,料理が並ぶ前から既に折り紙用紙で何やら折り折り・・・。
私が折り紙好きであることをご両親から聞かされて,じきにこちらへやってくる。

「折り紙せんせ!私ねー,こんなハート折れるんだよ!」
「お!すごいね~^^ せんせいに教えてー」

4歳児が暗記できるくらいの作品ですから,とってもシンプルなハートなんですよね。
正直,(おいおいこれで出来上がりかいっ!)って心の中で思いましたよ!?^^;
でもね,そんなことは言っちゃいけません。当たり前ですが。

そのハートを教えてもらって折る傍ら,正方形の折り紙で即興のハート作品を折っていたものを見せたら,
そこ子たちの「人に教えたい欲求」が一通り満足したのか,
今度はその2人の4歳児から「これどうやって折るの攻撃」が始まります。
2人の折るスピードが違うので,互い違いに「ねぇ次はどうやるの攻撃」が入れ代わり立ち代わり。
席の上座では,偉い先生方がご挨拶されている中での,プチ折り紙教室でした((;^┰^))ゞ

しかしまあ,4歳児の折り紙力というものをよく理解できました。
「中割り折り」なんて当然まずもってできません。
そもそも綺麗に折ること自体がまだまだできないんですよね。
例の「ピュアランド折り」というものの大切さを痛感したものです。

さて,彼女らに感化されたか,ハートのティーバッグ作品が出来ぬものかとトライしたのが本作。
当然,フランシス・オウさんの一連のハート作品を参考にさせて頂いています。
紙が長いので,ハートを2つ折れちゃいましてね。こんなジャンルもたまにはよいかと。

(創作:2012/11/30)