今日は終戦の日。
旦那様の実家へ墓参りに行き、おかあさんと家族3人でランチへ。
天ぷらと刺し身を楽しんで、デザート!
家族3人で外食できる幸せを噛み締めました。
帰りの車の中で、終戦の日の話に。
義母は当時の記憶を色々と話してくれた。
原爆が落ちた時の断片的な記憶…
居間にいて、隣の部屋に赤ん坊の弟がいて、両親は縁側にいて…
爆風の瞬間の記憶はなくて、母親が姉の名前を叫んでいた事。
避難する時、近くの橋を怖くて渡れなかったけれど、兵隊さんが手を繋いで渡ってくれたこと。
終戦後に毎年、平和公園にお参りに行っていたこと。
誰が亡くなった場所かわからないけど、家族で同じ建物前に毎年献花してお参りしてたこと。
父親の姉弟は、皆原爆で行方不明になり、見つけられなかったこと…
3歳の母の記憶。
戦後、ずっと目を患い通院している義母。
最近は、私たちが思っている以上に視力が低下。
白いものや光が昔から苦手。
眩しくて目が開けられないと言います。
カーペットや家具が汚れているのに気付けない。
義母の視力が悪化するたびに、被爆がなければ違ったのかなと思います。
原爆だけじゃない、あの戦争で、奪われた沢山の命や、平穏な日々。
そして、生き残った人たちのこれまでの歩み…
戦後生まれの私達には計り知れない想いがあると思います。
二度と、戦争の惨禍が繰り返されないように…
祈りました。
平和公園、今年は12日に行きました。
義母とも話をしたけど…
観光客が増えて、昔とは随分変わったなぁと思います。
どんなに時が経ち、様子が様変わりしても、私にとって平和公園は、お墓と同じ感覚です。
時代や人の流れが変わっても、平和への思いを伝えて行きたい。
今も世界中で続く戦争がなくなり、一日も平和な世の中が戻ることを祈ります。