TPPの参加を賛成か反対かの議論も、政党の焦点にするような問題に思えない。
国際社会の一員の日本が参加をしないでどのような顔で世界の指導者の一員というのか。論議自体にマスコミも意図的に報道をしようと画策しているのではと、思えてならないのだ。
参加の推進=賛成ではないのになぜか、その方向に持っていこうとしている、おかしな日本である。政治体制を議論するなら、我々国民の意思を明確に確認する必要はあるが、原発もTPPも消費税も政府の方針が国民の多くに賛同されれば良いので考え方のプロセスの問題と思う。
集団的自衛権の行使になると、話はまったく違ってくる。我々の平和に対する日本国憲法の見直しをするのかと言う議論が重大であり、日本の根幹に関わる話である。その意味からすれば、政治家の方々のモノを決める結果を出すと言う姿勢が今だに曖昧で、我々国民に示す勇気がないのではと思えてならない。
信念・志・使命とどれをとっても重大な決断をしなければいけないにも関わらず、いつも結果責任のみを考えるやり方に、我々を守る使命の自衛艦の命はおろそかにしても良いのでしょうか。護憲を言う政党の自衛艦の命の重みを党として一個人の政治家として、考えた事はあるのでしょうか。・・私は、彼らに問いたい。
今回の選挙で国民の投票の結果が12/16日に出たときに、国民の支持が得られなければ、護憲を守ろうとする議員の方は、多数の総意に従うかと。・・従うべきなのである。そうした議論こそが本来の選挙の本質ではないでしょうか。