追善供養の旅 その1 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

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義母の一周忌で秋田まで行って来ました。




義母は昨年5月に94歳で亡くなったのですが、あろうことかその年の11月に菩提寺が火災にあい、本堂とご住職の住まいが全焼してしまいましたびっくり


本堂は跡形もなく消えていました☝️


幸い怪我人はなくご住職も無事に避難されたのですが、ネットニュースで燃え盛る炎を見たときは目を疑う気分でした。

菩提寺は1700年頃に建立された秋田市で最も古いお寺です。

ご本尊の阿弥陀如来像も、歴史を記した貴重な書物、位牌堂という各檀家の位牌を安置した建物も全て灰になってしまいこれからどのように再建されていくのか心配です~ニヤニヤ



幸いにも観音堂という建物が焼失を免れたので、そこを仮本堂として義母の一周忌の法要は無事に執り行われました。


昨年義母が亡くなった時、とても不思議なことがありました。

すでに他界している義父と義母が二人で娘Eのもとにお別れに現れたそうです。

強くて優しかった義母は義父に迎えられ今は極楽浄土で安らかに過ごしていることでしょうニコニコ


何はともあれ無事に一周忌の追善供養を済ませることができてほっとしました。


今回このような惨事があったせいで、いつもは公開されていない珍しい石像を見せて頂くことができました。
この像は名山源太左衛門という秋田藩主佐竹公の御抱え力士で後の僧侶霊心の石像です。
かなりの強面ですね~ニヤリ

名山は余興相撲で本来勝ちを譲らなければならない横綱を投げ飛ばしてしまいました。
その後力士を続けることを諦め名を霊心と改め、僧としてこのお寺で修行したそうです。
霊心は雄勝郡の名石工に等身大のこの石像を造らせ、霊心自身が荷揚げ場からここまで背負って来たとのことです。
なんという怪力なんでしょうびっくり

中央のお地蔵様も霊心がモデルだそうですよ。

今では頭痛、耳なり、子供の健康祈願などにご利益があるとのことです照れ


今回の追善供養の旅のメンバーは夫、娘Y、ナユタ、私です。


法要中ナユタは車の中で良い子にお留守番することができましたよウインク


続きはまた、次回。


では、また音譜