横山大観展 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

美術展のこと、日本画のこと、etc.

ナユタ共に過ごすアートな日々を発信しています。

お久しぶりです。

連休明けから色々と忙しい日々が続き、ちょっと体調を崩してしまいましたショボーン
雲の上を歩いているようなフワフワするめまいがしてとても気分が悪くなってくるのです。
雲の上を歩くなんていうと気持ちが良さそうでしょ?ニコニコ
ところがそうではありませんよ。
かなりイヤな気分です。
やはり歩くのは地上に限りますねショボーン

原因は自律神経の乱れらしいのですが、以前は少しくらい無理をしても大丈夫だったのにね。

新年度の仕事が本格的にスタートしたり、ワンコライフで生活のリズムが変化したり、
歳と共に様々な変化への順応性がなくなっていくのでしょうねえーん



今週火曜日
横山大観展はどうしても見たかったので、竹橋の近代美術館まで行って来ました。




大観の展覧会は今までにも見ていますが、今回は生誕150年記念展とのことで展示内容はとても充実していました。



代表作以外にもユニークな作品があって思わず笑ってしまいます。

キリスト、釈迦、老子が一人の少女を囲んでいますよ。
大観先生ご本人は宗教の衰退への警告とのことですが、かなりユーモア溢れる作品ですよね。
お嬢ちゃんも誰の教えに従えばいいのか迷ってしまいますね。



こちらは代表作の「夜桜」と「紅葉」
鮮やかな色彩に惹き付けられます。

(画像は図録からです)

「大観は実は絵が下手だった」と言われていたとか、いないとか。

デッサンがめちゃめちゃ狂ってる人物画があったり、人のような動物がいたり、そんなところ
が魅力的なのです。

余白が少なくて、鮮やかな色彩、フォルムが変。
かなりおこがましくも、なんか私の絵に似ているようなウインク

「生々流転」を初めて見たのは小学生の頃だったと記憶しています。
たぶん父に連れられて近代美術館で見たのでしょう。
あの頃は人生の意味なんか全く理解していなかったのですが、沢山行った美術展の中でもなぜか強く記憶に残っています。

四季の移り変わりや川の流れになぞらえて大観の人生観が表現されている「生々流転」

たまたま居合わせた人たちと共に観賞しながら人生を旅しているような気持ちになりました。
山合の渓流の水も最後は龍になって天に昇り、また大河の一滴となって川を下る。
こうして人生の旅が繰り返されていくということなんですね。

「生々流転」は奇跡的に関東大震災を免れた幸運の画巻ですが、見る側の年齢とともに感じ方が変化し、その時々で豊かで味わい深い時間を与えてくれます。
40メートルものこの画巻を震災から守ってくれた人たちに感謝ですよね。


今回の美術展からは、常にチャレンジャーであり続けた大観の姿勢がよく伝わってきました。

世間の厳しい評価や極貧の環境にも負けずに新しい日本画を追及し続けた大観って、やっぱりスゴイ⤴️⤴️(^_^)

美術館を出る頃には入場待ちの長い行列ができていました。

朝イチで行って正解でした🎵




娘たち&息子から母の日のプレゼントです。



では、また音譜