古都の桜 東寺 | きななのアトリエ

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アトリエの住人、絵描きのきななと日本テリアのナユタのブログです。

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ナユタ共に過ごすアートな日々を発信しています。

京都の旅は東寺から始まりました。

 
  

よく晴れわたった空に満開の桜が霞のような淡い彩りをそえて
東寺の境内はほのかな桜の甘い香りに包まれていました。


 
 
この桜は樹齢120年を超える不二桜です。
今も変わらず、東寺の入り口で参拝者を出迎えてくれています。

東寺は796年に官立寺院として創建されましたが、
その後、弘法大師に下賜され
真言密教の教場としての役割を果たしてきました

 
東寺のシンボル、五重塔は木造建築としては日本一の高さだそうです。
まさに平安のスカイツリーといったところでしょうか
当時は都のランドマークだったのでしょうね。

講堂では弘法大師の密教の教えを表現する立体曼陀羅を見ることができます
大日如来坐像を中心に
密教美術を代表する美しき仏様たちにお会いすることができますよ

 
 



さてさて、今回の旅でとても楽しみにしていたのが
東寺・観智院の特別公開です


 観智院 は弘法大師の学問所のようなところ
ここで真言密教の勉強をしていたんですね

この建物の中には
宮本武蔵野の筆による
「鷲の図」と「竹林の図」があるのです

武蔵は吉岡一門との闘いに勝利した後
追手をのがれてこのお寺に3カ月ほど身を隠していたそうです
その時に描いた襖絵と床の間の絵が残っています。

どちらの絵も墨継ぎをしない勢いのある鋭い筆致で描かれ、
緊張感溢れる武蔵の息づかいが感じられる作品です。

 
こちらは観智院の石庭です
中国から日本に帰国する遣唐船を表しているそうです

 
ここは東寺・太師堂・西院御影堂
弘法大師の住房でした。
作家の司馬遼太郎さんのお気に入りの場所だったようです
 

ご訪問ありがとうございました
では、また