余り書きたくない。
もう、帰っていいでしょうか。
昔、中学生の時の思い出、
あと2時限もあるにのに、かばんに教科書やノートをしまい教室を出て行きました。
学級委員の何とか君が、どうしたのと聞きに来ました。
その日は今日みたいな涼しい風が教室の中を吹きぬけていきます。
何となく、帰りたくなったので、ただ帰ると云いたいのですが、そうも言えないので体調のせいにして云い訳をした。
家に着くと、裏庭から入り、庭の一番でかい木に登ります。
ほぼてっぺんは家の3階くらいの高さです。
そこはオイラの隠れ家です。安全対策でロープを腰に巻き付けます。
ここで、気持ち良くて昼寝をして落っこちそうになるからです。
その頃はまだ、路面電車が横の大通りを時々走って行きます。
ポケットからチョコレートを出し、食べながら景色を眺めて楽しみます。
出来すぎた話ですが、本が好きで、風の又三郎なんて本もここで読みました。
萩原朔太郎も読んでいたなー。
ちょっとした工夫がしてあり、横になれました。
上を見れば、そりゃー澄んだ青空です。
なんでもない、いい時間なんです。
夕日が綺麗に映える頃、弟が呼びに来ます。
兄ちゃん、御飯だよー。
ぼくも昇っていいー、いいよー。
二人して夕焼けを見てから家に帰ります。
「兄ちゃん、夕飯はとんかつだって」
「やったね」
結構満員の電車が走って行きます。
もう、帰っていいかなー。
現実の私は晩御飯どうするかな。
なんでも、いいや。