久々のヨーロッパ映画です。
リスボン特急
１９７２年フランス映画です。
当時のフランス映画といえば、
アラン・ドロン、カトリーヌ・ドヌーブの主演モノが多かった気がするんですが、
なぜか２人の共演するこちらの映画は初めてでした。
原題は「UN FLIC」 そして、英題では「Dirty Money」
警察署長であるドロンが、
友人でもあり、実は銀行強盗の主犯でもあり麻薬の売買もしているリチャード・クレンナを
追い詰めていくお話。
そして、カトリーヌ・ドヌーブは２人の間を揺れ動く美女（見たとおり）
途中、麻薬売買で逃走するシーンがリスボン特急なので、
邦題がこうなったのかしらん。
全体的にブルーがかった映像と、いつも曇り空のパリの風景が、
まさに私のイメージするフランスなのだわ（行った事はないのだが）
オープニングは海辺の銀行での強盗シーンから始まるんだけど、
これが実にフランスっぽいです。
アクションサスペンス映画というよりも
美男美女を観ながら、フランスのアンニュイな雰囲気を味わう映画かも。
ストーリー展開も静か目で大人向けです。
音楽もとてもフランス的で好み。
担当はミッシェル・コロンビエだそうな。
http://www.youtube.com/watch?v=B5Qi-9ObGeM&feature=related
エンディングのイザベル・オーブレのこの曲も良いですわ。
http://www.youtube.com/watch?v=lO65Vz0yRQY&feature=related
そうそう、ピアノを弾くドロンと、それを見つめるドヌーブのシーンもありますよん 
http://www.youtube.com/watch?v=EiNWL-4Kr-o&feature=related
そういえば、途中、ドヌーブが看護婦になりすました場面があるんだけど、
あまりに華やか過ぎ～
目立ちすぎですわ
それにしても、やはりドロンは悪役の方が雰囲気かもね。
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