珍しく、普通の本!
敗れざる者たち / 沢木耕太郎 
クレイになれなかった男
三人の三塁手
長距離ランナーの遺書
イシノヒカル、おまえは走った!
さらば 宝石
ドランカー<酔いどれ>
子供の頃は、所謂、文学系も好きだったんだけど、
この時代からは、ノンフィクションやエッセイばかり読んでました。
中でも、沢木さんの本はほとんど読んだかもね。
内容を忘れている物も多いのですが、時々、読み返すのがこれ。
一番最初に買って、彼の本を読み始めるきっかけになった本。
初版が1979年ですが、実際は70年代に雑誌に掲載されたものの単行本化です。
スポーツの世界で、ヒーローではなく、敗者と呼ばれた人々を描いたもの。
極限まで燃え尽きたいと願う選手、
しかし、燃え尽きることが出来なかった選手・・・
そんな選手たちの生き方、心情、を彼の目線で捉えた作品。
「クレイになれなかった男」は、ボクサー、カシアス内藤氏の事 
才能がありながら、東洋チャンピオンにもなりながら、
夢を馳せていた世界チャンピオンになれなかった人なんですよね。
因みに、クレイはモハメッド・アリの事で、
続編は 「一瞬の夏」 というタイトルで出版されました。
内藤氏は、何年も前だけど、日テレの24時間テレビにご出演でしたね。
確かその時、谷村新司氏が彼をモデルにしたあの曲、
「チャンピオン」を歌っていたような、いないような・・・記憶曖昧 ![]()
スポーツは詳しくないので、他に実際の人物と重ね合わせられるのは、
「長距離ランナーの遺書」の円谷幸吉選手と、(これは、切ない・・・)
「ドランカー<酔いどれ>」の輪島巧一選手あたりかな。
沢木氏の本では有名人を取り上げたものも多いですが、
「人の砂漠」などは、社会で埋もれて行った人々を描いた作品。
そういう時も、決して上から目線でなく、ドラマチックに表現するわけでもなく、
同時代に生きる者として、淡々と描いているところが好き♪
ノーマルなエッセイも読みやすいですよ~
旅好きの方には 「深夜特急」 がオススメ!
まだまだ、どっちゃりあります。
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