このアルバムを紹介する事はないかな~と思っていたのですが、

何となく 「心もよう」 の心境になってしまったので・・・。


    氷の世界  /  井上陽水

 


’73年発売。


SIDE A 

    1.あかずの踏切り

    2.はじまり   

    3.帰れない二人 

    4.チエちゃん 

    5.氷の世界  

    6.白い一日 

    7.自己嫌悪 


 SIDE B

    1.心もよう  

    2.待ちぼうけ 

    3.桜三月散歩道  

    4.FUN 

    5.小春おばさん 

    6.おやすみ  


ん? 

このころの陽水って暗~くて、意味不明のイメージだったんだけど・・・。

今、聴いても全然OK!  かえって新鮮かもしれない。

 

確かに、詩の内容は 今よりメッセージ性が強いのかもしれないけど、

彼の詩の世界って、何となくではあるけど、わかってきたような気がする。

意味不明っていうより、「難解」っていうのかな。

最近の曲の方がはるかにわかりやすい表現をしていますよね。


好きな曲は、やはり 「心もよう」 と 「白い一日」。

「心もよう」 の

 

  ♪ 鮮やか色の春はかげろう、

     眩しい夏の光は強く、

秋風のあと、雪が追いかけ

     季節は巡り、あなたを変える ♪


この表現、大好き~。

やっぱり、彼は詩人です。


「白い一日」 は 小椋佳の作詞。

そういえば、小椋佳のEPレコード 「白い一日」のB面 「花化粧」っていう曲、すんごく好きでした。


「帰れない二人」、「待ちぼうけ」 の2曲は、忌野清志郎氏との共作。

このあたりは Rainbowさん、  nobuさん  が詳しいと思われますが・・・。

「帰れない二人」 も 癒し系の曲。 好きです。


「桜三月散歩道」 この歌、せりふが入るんだけど、この部分はチョット・・・。 

この LPの参加ミュージシャン、今思えば豪華メンバー。

ギターに 細野晴臣氏、高中正義氏 が参加しているし、
ピアノに 深町純氏、そしてここにも 松岡直也氏 が参加しているのでした。

 

              このころ・・・    


↑ 以前、黒蜜堂さん  がおっしゃっていた、陽水の自筆の詩の歌詞カード


フォークとか、ニューミュージックだとか、っていうジャンル分けがあっても、

陽水の場合は、詩、曲、歌声、どれをとっても 

そういうものを超越してしまう天才なのだと今でも思っております。


陽水のアルバム、まだあるんです・・・。



そして、今夜はまた更新する予定です。

ドーセ、暇だし・・・(涙)