性悪国家に対する性善国家の姿勢はどうあるべきなのか。親北勢力が半分存在する韓国に対して、常に性悪説を持って対処すべきである。それが杞憂であればそれに越したことは無い。先ず、竹島に関する見解を公にすることだ。国際裁判所で取り上げ、帰属を判明させることも視野に入れるべきであろう。しかるに尹政権になって後、竹島に調査測量船を入れたのは如何なる理由か。若し、本気で日韓外交を真の歴史に沿って展開して行くのであれば、日本領である竹島の海を調査することは矛盾である。次に日本EEZ内でのレーザー照射問題だ。北朝鮮で猪八戒暗殺未遂事件が発覚し、それに関与したであろうとされる4人が脱北した再、文在寅に勅命が下ったらしい。皇帝の暗殺に関与した4人を秘密裏に北に送還せよ。私設秘書であり、忠実な乾分である文在寅はその命令を受け取り、早速駆逐艦と海上警察を派遣して4人(1人死亡)を拘留し北へ強制送還したのである。拷問の上、死刑になることは分かった上で、だ。

 日本のEEZ内での不審な行動を偵察監視をしている日本の航空機が見逃すはずはない。その国防義務に対してEEZを侵犯した韓国の駆逐艦と海警が、開き直ってレーザーを照射したのである。レーザー照射とは砲撃寸前の予備行為であり、開戦の一歩手前だ。日本機は「何かの間違いだろう」と思って回避し事なきを得たが、下手をすれば戦争になってもおかしく無い。それを未だに釈明せず、何食わぬ顔で放って置くのが韓国である。尹政権はこれも説明すべきである。日本は谺(こだま)のような遺憾砲だけだから怖くはないが、北のミサイルは侮れないとでも言うのだろうか。トリチウムの海洋放出にも反対し続けている。自国が放出している原子炉の浄化水に比べれば桁違いに低濃度であるのにである。元左翼人材であるからと批判しているのではない。若し自国民の遺伝子と民族性に問題があると気付いたとしても、これらを矯正するには相当の年月を要する。加えて卑近の数多い約条違反である。日本に対する信用度は全く無い。これを一個人や一政策で変化させようとしても無理である。先ず「肩代わり」の言葉使いを止め、「歴史検証」から始めて戴きたいものだ。ただ、政権としての姿勢は大いに評価したい。