ニコポン宰相と呼ばれた桂太郎の政権期間を抜いて、最長政権となったのが安倍内閣である。2887日だ。明治以来、最長となる政権に激しく嫉妬するのが野党とメディアであろう。「安倍政権の下では憲法改正はしない」とのヒステリーはそれを雄弁に物語っている。メディアは物知り顔に次の政権で審議が始まるであろうと言い、安倍内閣が触れもしなかった憲法を国民目線に引き下げたと宣う。何を馬鹿なことを言っているんど絵あろう。民主主義を尊重するのであれば総裁選を含め、衆参議員選挙で9回連続勝利したのは民意である。2887日の政権を超えて子からも続く安倍内閣は、「よりましな」とは言え国民が支持しているからだ。勿論、人間には欠点があるように、長期政権には奢りや緩みが生じる。完璧とは言えぬが、歴代政権に比べれば遥かに質は良い。特に日本を漂流させ兼ねなかった3年3か月の悪夢、民主党政権に比較すれば月とスッポン、釣り鐘に提灯だ。嫉妬に塗れた野党は蕎麦屋(モリ、カケ)や花見を揚げ足取りの材料として、三流週刊誌の真似事をテレビ中継して安倍政権打倒を絶叫しているが国民は醒めている。

 国会で大切な事案を討議せず、政局のみに特化して国家国民の安寧を担保しない。「桜を見る会」の公費乱用などを遥かに超える税金の無駄遣いではないのか。だから野党は国民に支持されないのである。合計して約20%の支持率が国民の代表を名乗り、過半数の支持を受ける自民党の揚げ足を取るヒステリーは誰が見ても面妖である。政権交代を望むのであれば国民が納得する理念哲学や政治信条を開陳して選挙に勝利することだ。

 ※ 明日へ続く